日別アーカイブ: 2014年12月6日

福井県産のお米二銘柄追加。福福づくし。

本日、やっと福井県産のお米二銘柄を、当店サイトへアップ致しました。
これで今年の新米入荷は終了です。レギュラー銘柄確定。

今年は日照不足のため、非常に出来不出来の読みづらい年になりました。できるだけ良さそうなお米の産地を夏頃から探しておりましたが、縁もあり、福井県のお米を選びました。といっても、福井産であれば良い出来なのだということではなくて、栽培方法などがしっかりしているかどうかのほうが判断基準が重かったのですが。

今年は福岡と隣県3県の田んぼを見学に周りましたが、共通していたのは、見渡す景色の右と左で田んぼの状況が違うということでした。右の区画の田んぼの稲穂はほぼ倒伏しているのに、左の田んぼの稲穂は元気に育っている。そういった光景をよく見ました。

どうも同じ産地でも出来不出来の差が激しい。〇〇産だから美味しい!というフレーズが使いづらい状況です。

こういった状況でしたので、今年の出来不出来の差を大きく左右したのは「栽培方法」といったところが、今年の実感としてあります。もしくは「JAさが」経由のお米のように、収穫後の調整選別を徹底的にして、不良なお米を除去している、そういった産地であれば安定感や安心感があります。

さてさてそういった中で、福井のお米から選んだ銘柄は「花咲あきさかり」と「舞いけだコシヒカリ」です。

皆さんにご愛顧頂けるように年末年始のキャンペーンも企画。

福のつくお米セット

福のつくお米

キャンペーンと言っても、割引などはしないので単に気分の問題なのですが、こういうお米の選び方も、楽しいのではないでしょうか。

下から2つの銘柄、「古賀さんの米」「レンアイ米」は、農薬不使用のお米です。食味だけでいえば、「舞いけだ」がオススメ。「花咲あきさかり」はおにぎりに、「夢つくし」はお弁当に合うと思います。

さてそれでは、まずは「花咲あきさかり」の紹介から。

福井県産・花咲あきさかり

JA花咲ふくいの管内で育てられた「あきさかり」という品種です。あまり聞き馴染みのない品種名だと思いますが、それもそのはずの新品種。まあ、それでも平成21年にデビューしていますので、佐賀県の「さがびより」の一年後輩。

新品種の中でも実力派の「さがびより」と同じく、なかなかの潜在能力を秘めた品種だと思います。開発した福井県農業試験場は、実は昔「コシヒカリ」を開発した試験場でもあります。

広島県の庄原でも「あきさかり」は栽培されており、平成24年の「第二回いっちゃんうまい米コンテスト」で日本一を獲得しています。

そういった品種の実力と、使用している肥料が九州ではとても有名な有機肥料だったこともあり、話しを頂いた時点で、すぐに取り扱いを決めました。「さがびより」と同じく高温障害に強いお米なので、日照不足の状況下でうまく育つかどうか心配されていましたが、期待を裏切らない出来栄えでした。狙い通り。

これからさらに栽培方法などが突き詰められていくでしょうし、高温下で実力を発揮する品種ですので、さらに良くなっていきそうな銘柄です。

http://kome.st/frame-hanasaki-akisakari.html
【花咲あきさかりの通販ページ】

福井県池田産・舞いけだ

次は「福井県池田産・舞いけだコシヒカリ」

福井県池田町は、環境循環型農業の進んでいる地域で、平成19年には、「環境保全型農業コンクール」にて農林水産大臣賞を受賞しています。人口約3,800人の山の中の町です。

とある縁で福井のお米屋さんから紹介頂き、とりあえずサンプルを入手しました。試食後、お店のスタッフ満場一致で取り扱いを決めました。当店イチオシの「佐賀県相知産・逢地さがびより」のように、香り・味・甘さの揃ったパンチのある食味でした。

品種はコシヒカリですので、日本人好みの正統派の美味しさともいえます。粒感がハッキリしていて、モチモチ。後味も大変よろしいです。

こだわりの飲食店を経営されている方で、この「舞いけだ」一択の方もチラホラと出現し始めました。お客さまもさぞ喜ぶのでは。お弁当に使うなら「佐賀県相知産・逢地夢しずく」、温かいご飯ならこの「福井県池田産・舞いけだ」を使うと、評判がいいようです。

http://kome.st/frame-maiikeda.html
【舞いけだの通販ページ】

来週の10日からは、商店街の歳末売り出しが始まります。店頭でのスピードくじと、店頭・配達ともに2倍スタンプを開催します。今日はその準備のあとのブログ更新でしたので、遅い時間帯になってしまいました。。。