月別アーカイブ: 2015年3月

お知らせ各種。

今週のブログの更新も、どうやら1回だけになりそうです。本日は、お知らせをいくつか。

== お知らせ・その1 ==

まず、「佐賀県伊万里産・深山夢しずく」が完売となりました。当店サイト【量り売り本店】、【BASE支店】共に販売中止にしております。いつもお買い上げ頂いたお客様には、大変感謝申し上げます。次回の販売は、今年の新米までお待ちください。

当店で取り扱っている「夢しずく」も、昨年から3銘柄に増え(残り2銘柄は、佐賀県産・夢しずく、佐賀県相知産・逢地夢しずく)、さすがに多いな、と思っていたのですが、それぞれ個性があり、しかも美味しく、「夢しずく」という品種の奥深さを知ることができました。もう2銘柄くらい増えても面白いかもしれません。

== お知らせ・その2 ==

当店で取り扱っている雑穀が、仕入れ価格の上昇に伴い値上げになりました。サイトでも変更済みです。最近は食料品の値上げが相次いでいまして、国産の雑穀ですらこのありさまです。しかしまあ、この状況下で肝心のお米の価格は下がっているわけですから、それはそれで大変です。今年はいろいろと鍛えられます。

雑穀量り売り

値上げの対抗策として、雑穀の量り売りを始めました。雑穀ごはんを気軽にお試し頂けると思います。10g40円です。

雑穀の小分け

小分け袋も、なかなかの人気です。

== お知らせ・その3 ==

今週も店内改装が進んでいます。

かご入れ

バックヤードに保管していた包装紙を店頭に置いたり、

糠計り台

糠(ぬか)を計量するための台を作ったり(注:地べたに置かれた米袋の中には、糠が入っています)。

そうやって、お店の裏を片付けていくと、空いたスペースが生まれ、そこに店内の余分なものを移動させることができます。その結果。。

キッチンカウンター

キッチンカウンターの上がスッキリ綺麗に!はい!マジック!

 

 

産直お野菜の日 2015年3月

明日3月20日は、産直お野菜の日です。
佐賀県唐津市相知町の道の駅から直送です。

産直お野菜メニュー2015年3月

小松菜と、清美(きよみ)は、残念ながら入荷できませんでした。連日の雨のせいでしょうか。。

それでも、まだまだたくさんのお野菜が店頭に並びますヨ!

愛ゆうせんの日チラシ 2015年3月

和菓子処・清致庵さんでは、三色おはぎが販売されますが、当店でも販売致します。季節柄ですね。

当店は米屋なので、赤米と黒米を使ったおはぎになります。

プラスチック容器用棚

お店のDIYは、今週も進めています。上の写真のプラスチック容器用棚は、先週末に製作しました。少し苦戦しました。

棚の下段

いろいろと頭を悩ませ、完成予想を頭の中で描き、上の写真のようなものを実際に組み立てたときは、「よし、現代アートみたいな棚ができるぞ!」と、意気込んでいました。

でもなぜか、全部を組み上げた最終形は「便座型」になってしまいましたが。。。

プラスチック容器用棚

すわり心地が良さそうです。

まあ、なぜ棚板の中央がポッカリ空いているかというと、プラスチック容器が静電気を帯びたときに、容器の底の裏面に、棚板に乗っているであろうホコリなどのゴミが、くっついて欲しくなかったからです。下段が取り外し可能なのも、掃除がしやすいから。そういった理由です。

今週は横173センチ、奥行き45センチの大きめの棚に取り組んでいました。やはり大きいと、それだけで大変です。

カウンター前の棚

やっと先ほど、ここまで組み立てられました。天板は、お店で使用しているスチールラックの棚板が一枚余っていたので、拝借しました。ダボ埋め、補強、塗装は後日。

とりあえず明日のイベント日に間に合って良かったと思います。先週と今週の店舗改装で、コンパクトにモノをまとめられるようになりましたから、動線が少し広がりました。お野菜の日は混みあいますので、なるべくスムーズにすれ違えるように、スタッフが早く動けるように。

道具の配置も機能的になり、精米作業も無駄な移動が少なくなりました。

 

明日は午前中のみの営業です。

本当は今週は1回だけのブログ更新のつもりでしたが、今週2回目の更新です。

重要なお知らせとしては、明日14日の営業は、午前中のみとなります。皆様よろしくお願いいたします。午後からは、お米の生産者の集まる研修会に出席します。自然と向き合っているプロたちの研修会への初参加、とても楽しみです。

当店で販売している「福井県産・花咲あきさかり」のJA担当者の方も研修会に同席されるのですが、昨日、当店にわざわざお見えになり、詳しいお話しをお聞きすることができました。今日も、いろいろと販売店や九州の産地を回っていき、共有しているノウハウや、その結果などを確かめにいくそうです。

さてさて、当店の改装も今週はサクサクと進んでいます。その反面、いままで使っていた台などの廃材が多く、その処理にも頭を悩ませていました。

廃材

こういった大きめの台が、改装すればするほど出てきます。。。

切り刻んで、燃えるゴミに出してもいいのですが、さすがに板厚があり、ノコギリしか持ってない自分には一苦労。。。

しかもです。前回の改装をしたあとに、お店の他のメンバーから要望がでてきまして、当初の予定とは全く違う配置になってしまい、製作ピッチをさらに早めて棚を次々と作らなければ、明日の通常業務に支障がでてしまう、という事態になってしまいました。

閉店後の店内で、廃材となった大きな台の前にして、しばらく途方に暮れてしまいました。「新しく作る棚は、重量物も収納しないといけないし、スチールラックでも買うかな・・。痛い出費だな・・・」と。でもですね、ピキーンと閃いたのですよ。

「こいつ、動くぞ!」って。

立ち上がれ~、立ち上がれ~、ガ○ダム~♪

棚

棚になりました。

棚03

めでたしめでたし。

秤(ハカリ)の台を作りました。

秤の台01

思ったより早くできました。

秤の台02

秤の台03

補強が必要なところは、今晩にでも入れたいと思います。
塗装は、乾燥時間が短くてすむ夏を目処に。

前回のエントリーで紹介した場所とは、全く別の違うところを今回改装しました。ええ、あいつはそういう奴です。

明日からは予告のスペースを改装します。

今週は毎日ブログを更新しました。

このエントリーを書いてしまえば、今週はブログを毎日書き続けたことになります。その代わり、来週の更新は無いか、または1回だけになると思います。おそらく。ええ、あいつはそういう男です。

【話題その1】

さて、本日の西日本新聞朝刊では、当店でも絶賛販売中の「九州パンケーキ」の製造会社「有限会社 一平」さんのことが掲載されておりました。なんでも「九州未来アワード」で表彰されたそうです。

九州未来アワード 一平

記事によると、台湾に開店したカフェが人気を集めており、さらにはドイツでも販売を予定しているそうです「九州パンケーキ」。なんとも夢が広がりますね。九州パンケーキのあの雑穀の風味があれば、ヨーロッパでもウケが良いと思います。寝ぼけた味ではないですから。

【話題その2】

雑穀や小麦など、穀物の風味を愛する人は身近でも増えましたね。例えば福岡市の中央区六本松にあったパン屋さんの「黒猫堂」は、その美味しさが評判になり、もっと都心の警固にお店を移転されました。おかげで自分は気軽に購入できなくなりましたが。

黒猫堂のパン

ところが、城南区の長尾に「黒猫堂」さんのパンを取り扱うお店が出来ました。「九州スコップ」さんです。今まではネットで雑貨を販売しているお店でしたが、城南区長尾に「LITTLESCHOP」というリアル店舗を展開。素敵な外装と内装でしたので、紹介できるチャンスがあればブログで紹介したいところです。

http://9-sco.com/
【九州スコップのサイト】

リトルスコップ
福岡市城南区長尾3丁目22-8
営業時間11時半~17時半
日・月定休

昨日、久しぶりに「黒猫堂」のパンにありつけました。

【話題その3】

その九州スコップさんの店舗を拝見したら、やっぱりウチの店内はまだまだだなと、そう感じたわけです。そういったわけで来週はできるだけDIYに励みたいと思います。通販サイトの更新もしたいですね。

店舗写真

とりあえず、店内のこのエリアに棚を作って、もっとスッキリとさせて、機能的にしようと目論んでいます。

 

営業カレンダー 2015年4月

今日は配達中に、素敵な営業車を見つけました。
どちらも博多のお土産です。

博多銘菓の営業車

近所では、すでに梅の花が散り始めていて、次は桃、そのあと桜といった感じです。春が待ち遠しいですね。偶然ながら、今日は啓蟄ということでしたが、少し肌寒い日でした。

さてさて、当店の4月の営業カレンダーも完成しました。待ち遠しい4月。

配布用カレンダー 2015年4月 カレンダー裏 2015年4月

お知らせとしては、このブログをご覧になっている方に新しい情報はほぼありません。

4月は暦通りの営業となっております。4月5日のオモチのご注文もすでに入り始めています。

今日はお餅の販売日

こんにちは。今日はお餅の販売日です。
さきほど、ひと通り配達を済ませてきました。

お餅の販売日 2015年3月5日

ご好評頂き、プチ年末のような売れ行きになっておりまして、店頭販売ぶんもお昼前には残りこれだけになっています。たぶん午前のような売れ方はしないと思いますので、夕方までは残っていると思います。もし、ご入用な方がいらっしゃいましたら、お電話頂ければ取り置きできます。

あんもちは残り5個(ひとつ140円)で、先着順になっております。

ミレービスケット入荷しました。

高知県の美味しいお菓子、野村煎豆加工店の「ミレービスケット」を入荷致しました。

ミレービスケット

知る人ぞ知る、やみつきになるビスケットです。

ミレービスケット02

こちらの25g入りの小袋は、通販のオマケとして同梱致しますので、お米のご購入時にプルダウンメニューから、「ミレービスケット」をお選びください。お米10kgにつき1袋になります。

内容量は25gのミニサイズですから、あいかわらず、ほんの心ばかりのオマケです。

 

配達用のお米の仮置き場を製作

先週ブログを更新できなかったのは、DIYで棚を作っていたからでした。

仮置き場01

天板のほうに、配達用のお米を仮置きする予定の棚でしたので、フレームはガッシリと作りました。

仮置き場02

天板と棚板を付けてみました。下段のほうは、精米機などのメンテナンスに使う工具箱を入れる計画。

仮置き場03

もう1段棚板を増やせそうなスペースでしたので、増設しました。補強にもなりますし。

仮置き場04

ざっとこんなもん。

仮置き場05

工具箱と、メンテナンス用のプラスチックトレーがピッタリ収まりました。

仮置き場06

実際に置いてみます。手前のスノコのようなものも、併せて製作。10kgを積み重ねる台です。棚のほうは、5kg米袋が2列のスペース。

スノコは、100kg以上積む可能性がありますので、なるだけ低く作ったのですけも、あまりにも低すぎて不評。低すぎると少々不衛生さも漂います。

仮置き場07

というわけで、隣の台とを同じくらいの高さまで調節。場所も反対のほうがいいということでしたので、左右の位置を取り替えました。

仮置き場08

メンテナンスキット入れにしました。

仮置き場09

トレイも4枚スムーズに取り出せます。

仮置き場10

精米機に何かあったときは、すぐに道具を取り出せます。

なにより工具類が集まったおかげで、バックヤードの掃除が捗りました。バックヤードの掃除が捗ると、店内さまざまな場所の余分なものをバックヤードに移動できます。

今年の目標はレジ周りをスッキリさせることですから、仕事の効率があがるような片付けを続けていきたいと思います。

 

特A評価の米の試食キャンペーン中です!

先週は、ブログの更新が出来ませんでした。
今週はサクサクと書いていく予定です。

先週はなによりEテレの「デザインの梅干し」という番組で、原宿のお米屋さん「小池精米店」の小池理雄さんが出演されていて、そこでご飯の試食のコーナがあり、そのときの若者たちの感想がとても皆さん素晴らしくて感動しました。あれにはちょっと涙腺が。。。

ウンウンと唸りながら試食の感想をひねり出していた過去の自分を、あっさりと超えるような的確なコメントが次々と出てきて、「ホント誰だよ、最近の若者の味覚が落ちてるという話しをした奴は!」とウルっしながら観ておりました。

昨今「食」に関しては多くの人が、自分がそのときに感じたことそのままに確信が持てずに、煽り文句や宣伝文句にのせられて右往左往しているような気がします。食べて感じたことをそのまま憶えていていいんだよと、申し上げたい次第でございます。

今週の木曜(3月5日)午前0時から再放送がありますので、ぜひ録画予約などで観てください。とても面白い番組でした。木曜午前0時ですから、水曜日の夜と憶えておいたほうが間違いないでしょう。

さてさて、先月20日の産直お野菜も大変忙しく、たくさんのご来店誠にありがとうございました。お野菜の他にも、お漬物などもありましたが、こちらも人気でした。毎月10日と20日に販売しております。

お漬物01
お漬物02

お漬物は同じ商店街の加盟店、「矢野漬物店」さんの手作り漬物です!

豚足 250円

母の手作りの豚足煮も販売。1度に7パック購入された方も。

お野菜の産直市の前日に日本穀物検定協会(以下、穀検)の「米の食味ランキング」の発表があり、その夜にポップの製作などをしていました。

現在店頭で販売している23銘柄のうち、なんと12銘柄が「特A」評価。過半数超え。「仕入れ銘柄間違ってなかったなぁ~♪」などと浮かれておりましたが、ポップの作業はおかげで長引きました。

特Aタグ

せっせと印刷してカッターで切って、両面テープで貼っていきました。

20日の日本農業新聞では「14年産は天候不順もあったが、特A評価の産地が広がった。食味向上に向けた栽培指導と、品種改良の成果があがっている」という穀検の総評が記載されており、自分もホントにその通りだと感じました。

ただ、普通のごく一般の方がこの総評を読むと、「26年産(2014年)は当たり年」という感想になると思います。たぶん。

でも、米屋からみるとそうではなくて、「ああ、がんばっている生産者はホントにがんばっているんだな。生き残りをかけているな」という感想です。生産現場の研究研鑽の成果は、全国均一には現れず、まだらなのです。特に昨年は。

何度かこのブログにも書きましたが、去年は冷夏といえる年で、大変栽培が難しく、近隣の産地(北部九州)を何度か周りましたが、倒れてしまった稲穂、病気にかかってしまった稲穂を頻繁に目にしました。そんな光景のなか、スクっと元気に育っている稲穂もあり、なかなか複雑な状況。

同じ産地、環境の中で、栽培技術の力量差がとても出やすい年でした。

もちろん、運不運はあります。昨年猛威を振るった「いもち病」も、いままでの薬剤に耐性を持ったものが広がったことが、昨日の農業新聞に書いてありました。

その反面、肥料設計や追肥のタイミング、量などがうまくいった個人、またはノウハウを共有している営農集団のお米は、一昨年よりも美味しいものもある年でした。これは意外な結果でしたけども、栽培の上手な人は本当に上手で、これにはもう舌を巻くばかり。

今回の食味ランキングでは、「特A銘柄」が過去最多の42銘柄となり、自分の実感と照らしあわせても、品種改良の恩恵や栽培技術の向上は間違いなく起こっていますが、なにぶん力量差というものがハッキリと出る年でしたので同一銘柄の「特A米」であっても、美味しいもの、そうでもないものがハッキリと分かれてしまうということが、例年以上に起こるはずです。

その結果、「特A米」と表示されたお米を買って、「なんだ、期待したより全然美味しくないじゃないか」という感想を持つ購入者は多くなりますし、あまりにも美味しいものの比率が低いと、「特A」と表示されていたばっかりに、かえって不信を招く結果に陥ってしまうという事態も充分に起こりえるでしょう。

(拙速な経営合理化と店舗拡大のため、コーヒーの味が落ちてしまったスターバックスの売上が低迷した話しは有名です。そのころの消費者リポート(2007年)ではマクドナルドのコーヒーよりも不評で、いまだにその結果が続いていると思い込んでいるアンチ派をこのとき生み出したのでは?と推測しています)

本来であれば、それぞれの米を米屋が吟味して、どういう売り方をすれば満足して頂けるか考えたうえで販売するのですが、米屋で直接購入される方は、現在は全体の数パーセント。そういったことも世間一般ではあまり効果がありません。。。

せめて米屋でお米を買うようなお米好きな方の期待を裏切らないように、篤農家の努力を裏切ることのないように、先週から当店では試食キャンペーンを実施することにしました。納得してから購入されてください。

特A米 試食ポスター

試食はもちろん「特A」評価のお米です!

試食のごはん

普段はなるべく温かいご飯で試食を出せるときは出しているのですが、ここはさすがに安心の特A米。冷えても美味しいものばかり。ですから、小さなおにぎりにしてのご提供です。

ご自身の感覚を信じて、楽しいごはんライフを送ってください。「ご飯をもっと楽しく、もっと美味しく」が当店のモットーです。