年末年始用のオモチの価格表ができました。
基本的にパック餅は各種例年通りの入荷になっていますが、「めでたい飾り」は今回入荷できませんでした。申し訳ありません。入荷時期は12月上旬となっています。
最下段記載の「手作り生モチ」を楽しみにされている方も多いと思います。このお餅だけが新米のもち米(佐賀県産ヒヨクモチ)で作られています。もち米の収穫時期を考えるとパック餅は製造が間に合いませんから、巷間に溢れるお餅の中で新米のものを食べたいと思う方は、こういった手作りのものか、またはモチ米を購入して餅つきするか、餅つき機で作るといった方法になります。
(探せば新米のパック餅もあるとは思いますけど、なかなか入手困難だと思います)
価格は上記の通りとなっています。諸事情により「手作り生モチ」は少々価格があがっています。
申し訳ないので、今回は手軽にお正月を楽しんで頂けるように、「小モチ5個と手作り黒豆煮ハーフサイズのミニセット」を用意致しました。
ここからは蛇足になりますが、ちょうど今日の日本農業新聞に、餅つき大会を衛生面から禁止する自治体が増えている傾向だという記事がありました。確かに生餅を毎年扱っている立場から言うと、衛生管理はとても大事です。
でも、つきたてのお餅の感触を味わうこともとても大事なことです。今もそうですが、これからも既製の加工品が主流であることは変わりないでしょうから、餅つきの体験はとても貴重になります。安価で粗悪な既製品に慣れされてしまって、モチが伸びることを忘れてしまった人もいるんじゃないかと思います。お雑煮の中で溶けてしまうのが普通だと思っている方も。
これからますます餅つき大会の重要性は増すでしょうから、ぜひ存続させるべきだと思います。もっと極端にいえば、各ご家庭でお餅を作ってみるのもいいんじゃないかと思います。なぜなら、食中毒が懸念されるという理由からの規制ですから、参加人数が減ればその危険性はグッと減少します(数百人規模の不特定多数で屋外開催という条件が、衛生的におそらく問題なのではないでしょうか)。目に見える範囲の人数のほうが、消毒や衛生管理もしやすいですし。
もしお餅をご家庭で搗かれるときは、ぜひお声がけください。美味しいモチ米も用意しています。学校関係者の方もよろしくお願い致します(大量の場合は前もって予約されてください)。
https://www.agrinews.co.jp/p39560.html
【餅つき禁止!? 年末年始恒例なのに 自治体規制に住民反発も】