月別アーカイブ: 2016年12月

年末年始の営業日のお知らせ

こんにちは。クリスマスの日曜日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。まだ年末の準備がお済みでない方、安心して下さい!屋部商店開いてますよ!日曜日ですけど!

ということで、黒豆煮と搗きたての丸餅とあんこ餅販売しております。数に限りがありますので、ご容赦下さい。29日と30日のオモチのご予約もまだ間に合います。お飾り付きの鏡餅も残りがわずかです。よろしくお願い致します。

お正月休みは 12月31日から1月4日までとなっております。
ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い致します。

冬至の特別な夜に。

今回は特にお知らせはありません。今日は冬至ですねというお話しだけです。

クリスマスやお正月に比べると、とても地味な冬至ですが、今日は一年で一番夜が長い日です。「冬至がなぜ暦のうえで大切にされているのか分かる?」と聞くと、「本格的な冬がやって来たことを知らせる日」と答える方が多いと思いますし、その通りです。

人間の場合は、冬至であることをカレンダーやニュースで知りますから、冬至に関して鈍い感覚でいいのですが、夜行動物や植物にとっては、日の長さや夜の長さを体感することはとても重要なこと。本格的な寒さや暑さのピークは、冬至や夏至の一ヶ月半後にやってくるのですから。

寒さに弱い植物、暑さに弱い植物は、夜の長さを測りながら、どのタイミングで生長や生殖行動に移るかを見計らっています。少し天気が緩んだくらいの環境の変化で生長や生殖などにエネルギーを注ぐと、それは本格的な暑さや寒さに直面しての死を意味するからです(園芸用や栽培用の植物は、その点わざとユルイものが選別されて出来ています。反対に野生の植物は種子の発芽率も低いのです。諸条件が揃わない限りは簡単に生長しないことが彼らのサバイバルの基本です)。

だから、今晩の森や山は、ちょっとざわついているんじゃないでしょうか。そんなことを考えるのも楽しい静かな冬の夜が冬至。クリスマスや正月よりも地味ですが、けっこう良いものだと思えます。

米屋らしい話題をしますと、モチ米は漢字で書くと「糯米」と書きます。「米」と「濡れる」が一体化した文字の如く、吸水性が良くカビやすいのです(これは耐水性や耐湿性のあるアミロースを含んでいないため)。精米してしまえば、昔は非常に保存が難しかったと思います。

しかも、モチ性の米は遺伝的に劣勢で、自然の中で突然変異で生まれても、その後は繁栄はできません。ですから、遥か昔から人間がモチ性の稲を見つけては選別して集めて、それだけをかけ合わせて少しずつ少しずつ増やしていかないと、もち米は存在していないのです。それくらいモチ米の食味は人から好まれる存在でした。

栽培も難しく、保存も難しく、とにかく手間がかかる。それを新年のお祝いでモチにして食べる喜び。可憐ですよね。

今は保存技術の発達により、市場に溢れるオモチは古米や古々米が原料なことがほとんど。良い原料で製造方法がきちんとしていれば、食味的に差はないとも言われています。

でも、やっぱり新米のもち米で、過去の日本人の喜びを追体験したいと思います。搗きたてのオモチは格別です。

こう考えると、個人的にはちょっと苦手な冬もなかなか良いものです。クリスマスもキリストの誕生日(降誕の日)とされていますから、東方の三博士の星のイメージ。イルミネーションも華やか。冬らしい静かな夜。

今日から本格的な冬になりますが、皆さま体調に気をつけて楽しい時間を出来るだけ過ごされてください。

2017年1月の営業カレンダー。パックの鏡もちは早めにご注文を。

ブログでの告知ができなかったにも関わらず、昨日の産直お野菜の日は、たくさんのお客さまがいらっしゃいました。大変混み合っていたため、お待たせすることも多々でたいへん申し訳なかったです。スタッフも良く頑張ってくれました。来年はレジ周辺をさらに使いやすくして、お待たせする時間を短縮させたいと考えています。

いよいよ今年も残すところあと11日。来年の営業カレンダーもできております。来年は1月5日(木)より営業致します。

丹波篠山黒大豆の新豆、飛切サイズ、2Lサイズの2種類入荷しております。今年は飛切サイズが大きいうえに、2Lサイズと価格があまり変わりません。飛切サイズがお勧めです。在庫がなくなり次第販売終了となりますので、必要な方は早めにご連絡ください。取り置きも数日可能です。豆の品質を考えれば、かなりお得だと思います。

お正月にお勧めのお米として、長野県の比較的新しい品種である「風さやか」の販売を開始致しました。粒の張りがありながら、中はしっとりソフトな粘り。甘みも強く、喉越しはすっきり味です。冷えても美味しい。というよりも、冷えてからのほうが他のお米と比較しやすいくらい、冷えてからの食味が良いです。

1月に入りますと、いきなり営業初日から5日のお持ち帰り2倍スタンプデーがあります。ご予約の方はSNSやメール、留守番電話にお願い致します。

1月11日は搗きたてのオモチの販売を致します。購入希望の方は1月7日までにご予約ください。

正月が終わったばかりなのにオモチを購入する人がいるのかしら?と疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、いやいやモチ好きを舐めてはいけません。オモチに限りませんが、美味しいってそういうことなんです。

裏面は、12月に行われた「米・食味分析鑑定コンクール」を見学に行った際のコラムです。たくさんの方とお話しをして、たくさんの疑問が解け、レベルアップして帰ってきました。

お米ってホントに面白い話しがたくさんあるのですけど、それが一般の消費者には全く伝わっていない現状があり、やっぱりそこが米の需要減の原因になっています。さまざまな誤解のうえになりたってしまっています。

例えば、安いお米を買ってきて、できるだけ美味しく炊こうと思いネットで「美味しい炊き方」を検索してその通りに炊くと、かなりの高確率で失敗します。

炊いた本人は美味しく炊けているはずだと思っているけど、それでもやっぱりなんだか腑に落ちない美味しくない。そんなことを何度も繰り返していくうちに、炊飯という作業がただ面倒なだけになってご飯を食べる回数がどんどん減っていく。今は安売り合戦とネット検索が盛んですから、こういうパターンってとても多そうです。

その状況を看過せずに、米屋としてそのあたりもフォローすべきかもしれないなと思うようになりました。来年からはコラム的なものを増やしていきます。

お正月のパック餅のお鏡も在庫がこれくらいになってしまいました。早めのご注文お待ちしております!