先日の日曜日は、佐賀県唐津市の七山まで行ってきました。
七山コシヒカリの田んぼの見学です。
手前が田んぼで、奥には樫原湿原そばの喫茶店「湖守屋」さんがあります。ここで標高600メートルくらいです。
今夏の北部九州は日照不足のうえの多雨でしたから、心配していました。ところがこの日から今日まで晴天続き、なんとか収穫時期に間に合ったようです。
これだけ日光を浴びれば、かなり状況が変わってくるでしょう。ギリギリセーフ?
晴天が続いたので、葉の色ももう少し濃くなっているでしょう。しかしまあ、綺麗な田んぼです。
天候不順な夏でしたが、生産者が石川さんでしたので、そこまで心配しておりませんでした。倒伏も見られなく、いい具合です(一部はどうもイノシシのようです)。
七山コシヒカリは、JAとは独立して生産販売されているのですが、年々引き合いが増えているようで、石川さん曰く「田んぼが足りない」という状況です。
今年7月に発売された「ミシュランガイド福岡・佐賀 2014 特別版」でも、七山コシヒカリの取引先のお寿司屋さんが紹介されたそうです。責任重大じゃないですか。
久々の晴天で、他の植物たちも、いきいきとしていました。ちなみにこの田圃から数十歩の樫原湿原は、「佐賀県自然環境保全地域特別地域」に指定されています。というよりも、この写真に写っている一帯が指定されています。そうじゃないと、野生植物や昆虫は保護できませんから。勝手に植物採集してはいけません。
ここから山を降りると、日本の滝百選に選ばれた「観音の滝」があり、さらに降りると「鳴神温泉ななの湯」があります。いわゆる美肌の湯といわれる、ぬるぬるした温泉です。また、近くに道の駅があり、そのそばの川では、川遊びができます。
この日は、そこに妻と子供を置いてきましたから、そちらで合流して温泉入って帰宅しました。温泉まで福岡の福重ジャンクションから有料道路を使って1時間くらい。左折が1回、右折が1回、あとは道なりという恐ろしいくらいの好アクセス。温泉からは車で30分くらいで樫原湿原まで登れます。こちらも道なり。
帰りは妻が運転してくれたので、非常に楽でした。数年前に比べると随分と行きやすくなりました。そうそう新米は、今週稲刈り、その後検査を受けて、9月下旬ごろに入荷の予定です。