世の中どんどん変わっていきますが、今回は驚きのカード払い方法です。
最近、始まったばかりの楽天のサービスで、「楽天ペイ」といいます。今までは「楽天スマートペイ」という名前でカード支払い用端末を使った決済でした。
「楽天スマートペイ」は、上記画像のようにアプリ用のiPadとカードリーダーとプリンタのセットでした。
この「楽天スマートペイ」というアプリが先月(10月28日)からリニューアルされて「楽天ペイ」という名前になっています。今回はこのアプリを使ってのカード払い方法をご紹介します。
まずは「楽天ペイ」アプリをインストールののちタップして起動させます。
楽天ペイでは「QRペイ」と「セルフペイ」の2種類の支払い方法が選べます。QRコードを使う「QRペイ」は、店員さんと面と向かってしか使えませんので、今回は割愛して「セルフペイ」の支払い方法のみを紹介します。
(カードリーダー端末を使う今までのお支払い方法も引き続き使えますので、楽天ペイは3種類の決済ができることになります。お客さまが「楽天ペイ」アプリをインストールする必要があるのは、「QRペイ」「セルフペイ」を使用する場合のみです)
「セルフペイ」を選択されると、スマホの位置情報を使って「セルフペイ」に対応可能な近所の店舗がずらっと出てきます。今回は屋部商店を利用しますから、屋部商店の画像をタップ。
するとお店の情報と「このお店でお支払する」というボタンがでますから、そこをタップされると
なんとそこはもう決済画面。お客さま自らが金額を打ちお支払を済ませることができます。未来過ぎて、ちょっと恐ろしい感じです。もちろん、決済金額は前もってお店からお伝えすることが前提です。
スマホを落としたときに勝手に使われたらという心配はありますが、楽天にしっかり登録したお店しか表示されないことと、事前にお買い物のやり取りが必要ですから、悪用される可能性は低いでしょう。店舗側までグルだとしょうがありませんが。
楽天ペイの一番の弱点は、事前にアプリをお客さまがインストールされて、クレジットカード情報などを紐付けないといけません。そのあたりの手間暇が一番のネックです(それは安全性の担保でもありますが)。ですから、あくまで楽天ペイユーザーしか使えません。ここが先日紹介した「Coineyペイジ」との違いです。
長所は、アプリをインストールしてしまえば「おサイフケータイ」機能のない端末でもクレジットカード払いができることです(しかも来年の1月6日までのキャンペーンで、お買物金額の10%の楽天ポイントがつきます(注:「QRペイ」「セルフペイ」を使った決済のみです)。年末のお米やオモチはポイント貯まりそうですね)。
それに使えるカードが多いこと。Visa・Mastercardに加え、JCB(JCBは楽天カードの場合のみです)が使えます(ご指摘がありましたので、訂正しております)。