コシヒカリの故郷、福井県農業試験場が2009年に開発した新品種あきさかりの減農薬・減化学肥料のお米です。日本穀物検定協会の「米の食味ランキング27年産版」では、福井県産あきさかりが初の特Ａ評価となりました。
このJA花咲ふくいで栽培された「あきさかり」は、通常のあきさかりとは少々違う栽培方法で育てられています。減農薬栽培+有機肥料のみを使用し、美味しさと環境保全を追求した栽培方法を採っています。
やや小粒で、ソフトな口触りとモチモチとした食感が特徴。風味と甘さを兼ね備えており、多くの新品種にありがちな軽さや物足りなさといった欠点がなく、日本人に長く好まれているコシヒカリのように、味、風味、食感の揃った銘柄です。
炊きあがりは柔らかいのですが、冷めてくるにつれて、粒感とモチモチとした食感が目立ってくるため、美味しいおにぎりになります。
産地であるJA花咲ふくいは、管区内にあわら市、坂井市があり、肥沃な穀倉地帯である坂井平野での稲作のほかに、丘陵地や海岸部の砂丘地といった多様な地理環境に合わせた農業を実践し、様々な果実や野菜、花卉を栽培しています。坂井市には、名勝東尋坊があります。
