ヒノヒカリは宮崎の総合農業試験場で 平成元年に育成されたのち、九州を代表する銘柄にまで成長した品種です。
コシヒカリに劣らないその食味の実力から次第に栽培地域が増え、現在では26府県 で作付けされ関東地方まで近づいています。佐賀県でも作付シェアの第一位はこのヒノヒカリとなっています。
食味は、やや硬めの食感と、やや強めの粘りが特徴です。お釜の目盛り通りに炊いても美味しいのですが、お水の量を少し増やして柔らかめに炊いてもベタベタになり にくく美味しく炊けるので硬めのご飯も柔らかめのご飯も両方うまくいきます。
玄米食にも合いますし、佐賀ヒノヒカリの場合、品質の管理(籾摺り、石抜き等)が行き届いていますので安心して玄米でお召し上がりになることが出来ます。 また、分搗き精米をしても胚芽が残りやすいため、分搗き精米もオススメです。
九州を代表する品種ですが、佐賀産ヒノヒカリは九州の中でも特に食味に関して評価が高く、また上記のように使い勝手の良さも兼ね備えておりますので、普段 の食卓にオススメです。またコシヒカリ、ひとめぼれに継ぐ全国作付量を誇るメジャー品種なため、価格が低めなところも長所でしょう。