標高600mの地点にあり、九州の尾瀬とも言われる佐賀県七山の樫原(かしばる)湿原《自然環境保全地域特別地区》のそばで農業を営む、専業農家の石川勇治さんが育てたコシヒカリです。
日中の陽光と適度な暑さが稲の生育を促し、中山間地特有の夜の冷え込みが昼間の成長疲労を癒し、その結果、丈夫で美味しいお米が育ちます。
25年~27年産の「米の食味ランキング(日本穀物検定協会)」では、佐賀県産コシヒカリが初の“特A”評価。良い環境で育て、栽培管理を徹底すれば、佐賀県でも全国トップレベルのコシヒカリの栽培が可能であることが証明されました。
令和4年産は標準的な硬さの粒感と、あさっりとろりとした粘りが特徴で、甘みが強い印象です。
より安全安心で環境に優しい米作りを目指した減農薬・減化学肥料栽培の特別栽培米です。
産地の七山(ななやま)は、中山間地に位置し、その名の示す通り標高500mを越える七つの山に囲まれ、面積の七割が山林となっています。
山間地にしては 比較的温暖なため農作物の栽培に適し、また山間地特有の朝晩の激しい温度変化や、玉島川に代表される豊富な清流にも恵まれていることから、良質な七山茶、 葉わさび、そして米が育つ原因となっています。
九州の尾瀬ともいわれる“樫原(かしばる)湿原”には約60種類の湿原植物が自生し、手つかずの自然が残っています。また渓流などの景観にも恵まれ、日本の滝百選にも選ばれた“観音 の滝”や、七山を東西に流れる玉島川は、ヤマメやツガニの宝庫として知られ、カワセミやセキレイなどの野鳥も多く生息。真夏でも冷たい清冽な川の流れを求めて、盛夏には多くの家族連れが訪れます。
※ 厳密には、米の食味ランキングの食味官能試験で使用されたサンプル米とは同一ではありませんので、ご注意ください。しかし、サンプル米と同産地・同栽培方法の銘柄もありますので、お求めの際はお問い合わせください。