27年産版「米の食味ランキング」について思うこと その1

2月下旬に「米の食味ランキング」が発表され、全国のお米屋さんがとっくの昔にブログネタにしているなか、3月の下旬にさしかかりそうなこの時期にこの題材をとりあげます。

思うところの大部分は、4月号の「営業カレンダー」というチラシに記載しましたが、補足も含めて書いていきます。

まずは弊店でも扱っている福井県産あきさかりが特A評価を取りました(お店では普通のあきさかりと区別するために「花咲あきさかり」と名前をつけて販売しています)。

JA花咲ふくいの新宅さん

先日、産地のJA花咲ふくいの新宅さん(写真左側)とお会いする機会がありましたので、特A評価のお喜びとお礼を申し上げました。

こんな九州の小さな専門店に、2年前ですかね、あきさかりの紹介に福井からわざわざお見えになって、それから販売しておりますが、一年ごとに食味も良くなってきて、今回の特Aとなりました。

念のために、特Aのサンプル米(数点提出するのでどれが採用されたのか分からないのですが)がどういった栽培方法、地域で育てられたかといった情報なども聞くことができました。自信を持って弊店でも販売できるご回答でした。

えびのヒノヒカリ

27年産は珍しく宮崎のお米が特Aに選ばれています。写真は宮崎のお米屋さんから少し分けて頂いた特A評価米「霧島ヒノヒカリ」です。

写真では「えびのヒノヒカリ」と書いていますが、特A評価を取った「霧島ヒノヒカリ」の範囲のなかに「えびの」があり、その「えびのヒノヒカリ」がサンプルに提出されたという情報が、宮崎日日新聞に掲載されていましたので、間違いないです。

一度、妻の実家の宮崎で「えびのヒノヒカリ」を食べたことがあったのですが、非常に美味しく、「近所の生協系スーパーで買ってきたのよ」という一言に危機感を覚えたのですが、それ以来、ちょっと仕入れてみたいなと思っていた銘柄でした(抜群に美味しかったのはそのときだけだったので、その後ホッとしました)。

もちろんこちらはサンプルと同栽培方法のものではないと思います。しかしまあ写真のとおりに綺麗に調製(異物や不良玄米を取り除く作業です)された玄米ですので、品質は極上。あとは美味しいかどうかですが、そこは試食次第。楽しみです。

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