日曜日に新米・七夕コシヒカリの産地に行ってきました。
毎年、楽しみにされているお客さまも多く、もう今日には稲刈りが始まっています。
とりあえずポケモンゲット。
稲刈りに使うコンバインが入りやすいように、田んぼの端のほうの稲は手刈りされていました。
手刈りされて置かれていた稲。刈り取られたばかりですので、綺麗です。
このコシヒカリならではの華奢な立ち姿。
コシヒカリは、別名コケヒカリとも呼ばれるように、大変倒れやすい品種です。不適切に栄養を与え過ぎれば、実(米)が多くなりすぎ、茎は細くなり、倒れます。倒れないように、しかし栄養は行き届くように。車で回りましたが、倒伏した稲は見当たりませんでした。
出来はまあまあ上出来といったところ。美味しくなるかならないかは、この後の乾燥調製作業や、精米作業でも随分と変わりますので、米屋の腕の見せどころでもあります。
七夕コシヒカリは、佐賀県でもっとも早い時期の新米ですから、隣の田んぼと比べると随分と成長の具合が違います。
ちょっと面白い風景です。ちなみにまだ緑色の田んぼは、「ヒノヒカリ」か「さがびより」といったところでしょう。ファンのかたは、もうしばらくお待ち下さい。
奥に見えるのがカントリーエレベーター。コンバインで収穫された七夕コシヒカリは、あの奥の建物に運ばれて、乾燥され、異物の除去や米粒の大きさを揃えられて(いわゆる調製作業)、検査を受けます。そこで問題がなければ、「七夕コシヒカリ」という名前で出荷されるわけです。
JA佐賀の誇るカントリーエレベーターですので、大規模です。火力を使わないエアコンとコンピューターを駆使した送風乾燥機DAGや、さまざまな設備が充実しています。
いまや高品質なお米は、こういった設備なしには考えられなくなってきました。個人農家の方でも、プレミアムなお米を自分で販売するとなると、小型のものをどんどん取り揃えていくようになっています。
サギが飛んでいました。彼らがいるということは、小型の生物もいるという証拠で、カエルやトンボなどはすぐに見つかりました。
風が少し吹いていて、気持ち良かったです。稲の上を走る風の風景もまた良し。
今年から少しレンズを変えて撮影してまして、そういう点でも楽しめました。
ちなみに七夕コシヒカリの入荷予定日は、8月2日になりました。例年よりも1週間くらい早いです。お楽しみに!