月別アーカイブ: 2012年6月

福岡の老舗情報誌“シティ情報ふくおか”に掲載されました。

福岡の老舗情報誌“シティ情報ふくおか”の今月号に掲載されました。
といっても、城南区長尾の激うまカレー店“アジア工房”さんが、です。

表紙は見ての通りのカレー特集。まるまる1ページ使って、紹介されてます!

初めてお店に伺ったときから、良い雰囲気のご夫婦だと思っておりましたけど、今回の掲載写真は、オーナー夫婦の雰囲気をそのまま伝えていましたね。カメラマン偉い。

これはアジア工房さんのとんそく唐揚げの特製カレーです。大盛り。グリーンカレーが名物のお店ですけども、こちらもオススメ。ここのとんそく唐揚げは、絶品です。

セットメニューだと、こういったデザートもつきますよ。こちらは1,470円のごちそうセットについてきたデザート。これにワンドリンクと、おいしいDeliサラダがつきます。

このデザートも、アイスを含めて全部手造り。なかなかこういったお店はないですよ~。いまの多くの外食店は、出来合いの冷凍食品(例えば、すでに衣のついた冷凍エビなど)を揚げたりしているご時世ですから。

もちろん、冷凍食品の品質が悪いわけでなく、中国の日本向け冷凍食品の工場などは、現在は完璧なほど衛生的で、従業員もかなり職人的なのです。日本の工場では真似できないくらいの細やかで忍耐強い作業を、正確な手作業でやっています。これはホント。

ただ、こういったお店で手造りしたものと比べると、かなり差がでるのも事実。是非、体感してみてください。

電話で予約すれば、テイクアウトもできますよ!

詳しくは、アジア工房さんのサイトでお確かめくださいませ。

話は打って変わって、懸案の産直市も無事終了致しました。天気も良く、前日の雨にも関わらず、揃わなかったお野菜は3種類くらいですみました。

今回はこのみかんが印象的でした。

一個100円くらいする温室みかんなんですけど、これはオススメでした。実際、一度お買い上げ頂いたお客さまが、後日4パック追加で再びお買い求めになりました。お値段が高めなので、売れ残るのを期待?してたのですが、売り切れました。残念

この梅雨のジメジメした時期に、このみかんのほのかな酸味と口いっぱいに広がる鮮烈な甘味は、かなり強烈で体がシャキッとしました。みかんの味が生き生きしてましたね。

他にもトマトも美味しかったですね~。プラムやブルーベリーもなかなかでした。試食ばかりでスミマセン・・・。

もちろん、お野菜も大人気でしたよ。来月また開催致しますので、よろしくお願い致します!

明日は産直お野菜の日&HDD壊れました

日本を縦断しそうな台風4号。
福岡は、運良く台風がそれてくれたおかげで、今日は小雨の一日でした。

心配していた明日の産直市も開催できそうです!

佐賀県相知から、たくさんのお野菜が来る予定ですが、雨次第のところがあります。天気予報によると、明日は晴れマークがありましたので、さて、どうなることやら。うまいこと晴れてくれると良いのですが。

揃わないお野菜もあると思いますが、予めご了承くださいませ。

商店街の各店も催しものを開催。今月のイベントから、美容室の“Bee-hive”さんが加わっております。当店の隣の美容室です。新規商店街加盟店です。やったネ!

という運が良くて明るい話題を展開してきましたが、今日突然お店のパソコンのハードディスクドライブ(以下HDD)が壊れてしまいました。パソコンのデータが入っている、とっても大切なところなんですけども・・・。

とはいっても、写真などを入れていた外付けのものなので、すぐ代用が効くのです。ただ、やっぱりショック。昨夜、台風一過に備えて、別のHDDにバックアップをしてパソコンの電源を消して、USBケーブルと電源コードを抜いていったのですが、その行為が仇となったようです(;_;)

まあ、バックアップはきちんとしているので、復旧はできるのですが、やっぱりショック。今日はこの出来事でだいぶ時間が取られました。ハードディスクといいながら、ぜんぜんハードじゃねぇ(ー_ー;)

と思っていたら、今度はお店の配達車のドアノブが折れました( ;∀;)

今日は娘たちの通う保育園の参観日で、妻が自転車で行っていたのですが、雨が途中から降ってきたので、終わった時間を見計らって迎えに行ったときに、たくさんの父兄や園児の前でバキッ!といきました。門の前で、交通誘導していた先生も無言でうつむく大惨事。

う~む、HDDといい、ドアノブといい、善行が仇となっている。これでまた数万円の諸費用が・・・・・・・。

明日、産直お野菜よろしくお願い致します!

一眼レフ買いました→樋井川で試しどり

一眼レフのカメラを買いました。
廉価なエントリーモデルなのですが、さすがにドキドキしました。初めてなので。

今回は、近所の川、樋井川(ひいかわ)で試し撮りした模様です。樋井川は市内を流れる川のひとつで、水質は今ひとつ、今ふたつくらいの河川です。

10年前に、ある運送会社の社員が大量の洗剤を樋井川に不法に投棄して、大量の生物(魚だけで5トンくらい)を殺傷した事件がありました。

今現在は、よく魚や亀などが泳いでいる、のんきな光景。今回はその模様をどうぞ。

逢地夢しずく “お取り寄せ便利帳”に掲載されました。

今月5日に発売の“別冊ディスカバージャパン お取り寄せ便利帳”に、当店で取り扱っている銘柄“佐賀県相知(おうち)産 逢地(あうち)夢しずく”が紹介されました。

数名のお客さまには、お知らせ致しましたが、やっと本日購入できましたので、ブログでも告知致します。

“銘店から取り寄せる絶品グルメ380”のひとつとして、掲載されています。

まだまだ実力不足の当店で、銘店の名にはまだまだの状態ですが、九州の米に重点を置いて営業してきたこともあって、少しでも地域の役に立てたことを、ここは素直に喜んでおります。

こういった書籍に紹介されたからには、責任がさらに重たくなりますね。産地の努力やブランド力を貶めることのないように鋭意頑張って行かないといけません。

しっかりと店名まで、掲載されております。皆さまどうぞ、この“逢地夢しずく”を、よろしくお願い致します。

相知町の名所といえば、この見帰りの滝。中世修験道の修行道場でした。現在は“日本の滝百選”にも選ばれ、ちょっとした観光名所となっております。

ちょうどこの6月は、毎年恒例の“あじさいまつり”(6月9日から7月1日まで)が開催されています。遊歩道には、たくさんのあじさいが咲いているはずです。

この見返りの滝の清流は、伊岐佐川に合流しており、そのまま相知町の田んぼを潤しています。

この伊岐佐川をはじめとする、六本の河川が四方の山々から流れ来て、町の中心部で合流するという、たいへん水に恵まれた土地である相知。田植えも終わっていることでしょうし、今月は撮影に行かないといけませんね。

と、カメラに凝りだし始めた3年前の写真を見て思うのであった(上の見返りの滝の写真です)。このカメラはヤフオクで買ったなぁ。10年以上前に販売された中古の200万画素カメラ。少し感慨深いのです。

日曜日は田主丸へ 麦を収穫してました。

この前の日曜日は、田主丸の古賀さんのうちに玄米を引き取りに行きました。

いつもなら、お店まで持ってきてくれるのですが、「田植えで忙しいから」ということなので。ああ、もうそういう季節なのか、と毎年のことながら季節の巡りを感じます。米の収穫が終わるまで、田主丸に度々訪問する時期がやってきました。

写真は、古賀さんの田んぼに植える苗床。写真奥に連なっているのは、耳納(みのう)連山といいます。

麦も収穫時期を迎えていました。麦刈りの光景をあちこちで見ることができました。

「いやあ、麦茶の季節だなあ」と一人感慨に浸って撮影してましたが、今写真を見ると、どうやら小麦ですねこれは・・・。(一般的には、二条大麦はビールや焼酎に、六条大麦は麦茶や押し麦に使用されます)

麦畑は収穫後、苗を植えられて田んぼになります。二毛作ですね。上の写真は、左側が麦畑、右側が田んぼです。皆さん忙しそうでした。

雨が降ると麦の収穫が出来ませんし、梅雨はもうそこまで来ています。多少濡れても無理やり刈り取ることもできそうですが、輸送するときの重さが全然違うでしょうし、さらに乾燥時に手間と時間と燃料がかかります。品質も悪くなると。

すでに昨日今日と怪しい曇り空が福岡の空を覆っていて、いつ雨が降ってもおかしくありません。刈り取るとしたら、この日がギリギリだったわけです。しかしまあ、いいタイミングで写真を撮ることができました。

梅雨前の麦の収穫時期を麦秋(ばくしゅう)と言います。小津安二郎監督の作品で「麦秋」という映画がありましたので、だいぶ年配の方に限られると思いますが、ご存知の方は多いかもしれません。記憶では、神名備山とでもいったほうがいいような、こんもりおわん型の山が背景の麦秋のシーンでした。

江戸時代以前は、春から初夏にかけて食糧事情が悪かったため、一年の中で一番死者が多い時期だったそうです。いわゆる穀物の端境期(はざかいき)ですね。餓死というよりは、栄養状態があまりよくない時期のため、病気になりやすかったし、治りにくかったというのが理由だそうです。

この麦の収穫時期を秋となぞらえる感性も、そういった生活の中から生まれたのではないかと思います。喜びや祈りが、言葉の中に込められています。飽食の時代で輸入作物の40%を食べずに捨てている今の現状からは、考えられませんけども。

そんな飽食の時代に、日本人の摂取カロリーは、1970年くらいを境に年々減っています。これだけでも驚きなのですが、加えて肥満は増加。なぜか。

もちろん、脂質の多い食事が多くなったことも挙げられますが、どうも朝ごはんを食べなくなったのが原因のようです。朝ごはんで摂ったカロリーは、昼間の生活の中で消費することができますけども、晩ごはんになるとそうはいきません。朝ごはん、大事です。

ちなみに、この麦の収穫時期に合わせるように、6月1日は麦茶の日、6月16日は麦とろご飯の日となっています。皆さん、電力供給の不安な夏がやってきますが、ビタミン、ミネラル、食物繊維の多い麦とろご飯で夏バテを防ぎましょう!(と、ちょっと営業!)

耳納連山の向こうは、玉露日本一の八女(やめ)地方があります。

日曜にFacebookでこの写真をアップしたところ、「この写真だけ見ると、秋っぽい。。。でも、空が夏なんだよね~~。じっくり見ると不思議な写真だなぁ。」というコメントがありました。

確かに、夏と秋が一緒に混在している感じで、季節の巡りや、時の流れが強調されているような光景ですね。この中を映画の「麦秋」では、花嫁行列が進んでいくわけです。すごいなぁ、小津安二郎。うん、まあ映画は白黒なんですけどもね。

GWは宮崎へ 宮原SAで赤牛編

もう6月になったのに、まだGWの連休の話しをしています。
お恥ずかしい。でも、続けます。

一般的に和牛といえば、黒毛というイメージだと思います。実際、日本で生産される和牛の9割くらいが黒毛といわれています。この黒毛和牛の中で、松阪牛であるとか、神戸牛であるとかといって区別しているわけです。

この黒毛和牛のことを黒毛和種というのですが、ほかにも赤毛の褐毛(あかげ)和種、日本短角種、無角和種と3種類の別の肉専用種があります。

宮崎から福岡に帰る途中に寄った宮原SAで、その褐毛和種のビーフシチューを食べました。熊本の特産、肥後赤牛ですね。

値段のわりに肉がごろごろごろごろ入っていました。サービスエリアでこれはサービス過剰じゃないかと、ちょっと心配になります。ああ、だからサービスエリアと言うのか。

こんな感じのが、たくさん入ってました。赤牛は黒毛に比べ脂肪分が少なく、あと味あっさり。噛めば噛むほど、牛肉本来のコクやうまみが楽しめるお肉です。油分と旨みが口の中で溶けていくのを楽しむ黒毛和牛とは、ちょいと違います。

この赤牛をブランド化しているのは、熊本の他には高知の土佐あかうしがあります。こちらは去年運良くバーベキューにご相伴預かることができました。ええ、あのときは戻しそうになるくらい食べました。あと味がしつこくないので、次から次へと食べることができる恐ろしい和牛なのです。

熊本の肥後赤牛と、高知の土佐赤牛の2ブランドで、日本の和牛の生産量の1割くらいだと言われています。9割が黒毛ですので、残りの日本短角種、無角和種は1%あるかないかくらいでしょう。

無角和種は運良く隣県山口県で飼育が盛ん。日本短角種は、東北、北海道。遠いなぁ。

昼食後に再び福岡に向かったのですが、さすが子供連れ、次の北熊本SAでトイレタイム&おやつです。本来なら片道3時間半の旅なのですが、帰り着くまでに7時間かかりました。運良く本格的な渋滞に合わなかったにもかかわらず。

と愚痴ったところで、GWの宮崎の話題は終わりです。長々と失礼致しました。ちなみに写真のソフトクリームはすでにとろけかかっていますね。長女は好きなモノは長時間かけて、ゆっくりゆっくり楽しむ性格みたいです。

もちろん、このあとお父さん(私)が大半を舐め尽くして、ソフトクリーム地面に落下の危機を回避します。この有頂天顔がたちまち睨み顔になったのは、言うまでもありません(笑)