月別アーカイブ: 2014年1月

九州パンケーキ、入荷致しました!

九州パンケーキ

美味しいパンケーキミックスを入荷致しました。
その名も“九州パンケーキ”です。

どのあたりが九州なのかというと、各県からそれぞれ原料になる穀物がピックアップされています。

小麦粉は大分県産(他九州含む)。胚芽押麦は佐賀、砂糖は沖縄と鹿児島、といった具合です。

米粉も使っており、うるち米(鹿児島)、発芽玄米(宮崎)、赤米(福岡)、黒米(熊本)。モチキビも入っており、長崎雲仙産となっております。九州の食材にこだわったパンケーキミックスです。

いろいろな原料を使っているため、風味豊かで素材の味が力強いうえに、ふわっとして、もちもちっとしています。美味しいうえに、食べごたえあり。

販売会社は、有限会社一平さん。前々回のエントリーで紹介した、宮崎のレタス巻きのお寿し屋さんの会社です。

レタス巻き用のマヨネーズ“すしマヨ”の原料に、非遺伝子組換え菜種油・セイアグリー健康卵・無農薬純米富士酢を使っているこだわりそのままに、この九州パンケーキでは、乳化剤・香料・加工でん粉は不使用。膨張剤(ベーキングパウダー)は、アルミフリーのものを使用しています。

宮崎県産の発芽玄米は、宮崎県綾(あや)町の農薬不使用の合鴨栽培米を使用しています。そこまでやる必要があるのだろうか?という気がするほどのこだわりぶりです。

宮崎県綾の照葉樹林

ちなみに綾町は、日本最大の照葉樹林帯が残っている地域です。古代からの森林が残っている地域。この綾の照葉樹林の麓には、雲海酒造の工場があり、「綾セレクション」「大河の一滴」などが製造されています。それくらい水質の良い地域です。

九州パンケーキ 盛り付け例

取引先のカフェ“chocon”さんに、「見本用の出来上がり写真が欲しいので焼いてくれませんか?」と試食用と撮影用に二袋渡していたのですが、試食のときのパンケーキの美味しさでスイッチが入ってしまったようで、とても良い盛り付けをして頂けました。

「家庭で焼く感じで、バターでも軽く載せる感じで」とお願いしてたんですが。。。ここまで盛りつけられると撮影時にプレッシャーが。。。(ちなみに、この撮影用のケーキも試食したのですが、生クリームやフルーツの味に負けることなく、素材の味が存分に楽しめました)

当店サイトでは、本日お買い物カゴを設置しました。一袋360円(2014年4月より370円)です。トップページに大きく画像を載せていますので、そちらをクリックしてお進みくださいませ → 

米屋のサイトのトップページが、パンケーキとは。。。という感じもなくはないですが、お米もふんだんに使用していますし、九州各県の農業を応援したいという気持ちは同じ。美味しいですよ、オススメです!

 

九州パンケーキのサイト → 
(東京の代官山に専用カフェあり)

地場もん国民大賞のサイト → 
(第一回の金賞を受賞)

産直市のお知らせ 2014年1月

今回は、明後日に開催される“お野菜の産直市”のお知らせです。

産直市 2014年1月

今年初めての産直市。今月もたくさんのお野菜が揃っております。
キャベツ、レタスは、いまの高値を考えると、すぐに無くなりそうです。

愛ゆうせんの日 2014年1月

商店街の各加盟店でも催しものを開催致します!

ラムネ温泉

写真は、昨年8月に行ったときの大分県の長湯です。大分県屈指の温泉地帯。

昨年は、渇水が心配されましたので、ちょっと産地の様子でも見てこようと、大分県の竹田から玖珠九重までをグルっとドライブしてきたのでした。

ラムネ温泉 02

炭酸ガスを注入することで長期保存を可能にした冬眠米。只今当店でも実験中です。

その冬眠米の当店独自のネーミングを考えたり、販売するときに使うイラストやロゴのイメージを膨らませています。

「冬眠、冬眠、冬眠、炭酸、炭酸、炭酸・・・」と考えているうちに、閉店後の店内が冷えてきて、「ああ、温泉入りたい。ああ、温泉入りたい」という気持ちがムクムク湧いてきて、頭の中で「温泉」「冬眠」「炭酸」という言葉だけがグルグル周る一週間でした。

長湯の一帯は、ざっくりいうと炭酸系の温泉なのですが、このラムネ温泉は特に泡立ちがすごく、肌にビッシリときめ細かい泡が付着しました。

天風庵 大分長湯

気になった食事処・天風庵。

天風って中村天風のことでしょうか。中でご飯を食べて質問する時間が、このときは残念ながらありませんでした(中村 天風は日本の思想家、実業家、諜報員。日本初のヨーガ行者で、天風会を創始し心身統一法を広めた。本名は中村三郎。wikipediaより)。

なかなか長湯も奥が深そうです。

長湯温泉 ガニ湯

長湯温泉のシンボルのひとつガニ湯。車道のすぐ横の川っぺりにあります。

長湯温泉

たくさんの温泉施設があり、こちらも、いいお湯でした。
“温泉療養文化館 御前湯”。

長湯温泉のこういう雰囲気もなかなか惹かれるものがあります。

昨日は、当店の米袋のデザインをされたデザイナーさんと打ち合わせがあり、やっと、いろいろな企画が進みだしました。

 

宮崎グルメ・一平寿しのレタス巻き

前回のエントリーがなぜか好評なので、今回もグルメネタです。

宮崎で有名な料理といえば、地鶏の炭火焼、チキン南蛮などですが、宮崎に行ったらぜひ食べて頂きたいのが、宮崎市内にある“一平寿し”のレタス巻きです。元祖レタス巻き。

2008年08月15日No[0090]

具は、エビとレタス。マヨネーズ。ちなみにこの寿司用マヨネーズ“すしマヨ”は、秘密のケンミンSHOWでも紹介されていました。

非遺伝子組換え菜種油、セイアグリー健康卵、無農薬純米富士酢を使っているマヨネーズです。

嫌味がなく、レタスもシャキシャキ。飽きずにパクパク食べてしまえる、恐ろしい巻き寿司。

レタス巻きとカニ汁

550円のカニ汁と合わせて頂くのが基本です。このカニ汁は、天然ワタリガニをまるごと一パイ分使ってあります。

こういう情報をアップしていると、宮崎で美味しそうなものばかりを食べているような印象を持たれている方もいらっしゃると思いますが、これは実は数年前に行った時の写真です。長女はまだ赤ちゃんでした。

一平寿司で長女 2008年

ただ、まあ、この前のお正月は義兄の好意でA5ランクの宮崎牛のしゃぶしゃぶを頂きました。やはり普通の牛肉とは違います。GACKTは、いつもこんなの食べているのかって感じです。

口蹄疫で多くのものを失った宮崎牛ですが、昨年、長崎のハウステンボスで開催された“第10回全国和牛能力共進会”で日本一になり、2年連続の日本一。そのことを思い、ありがたく頂戴致しました。

一平寿しの畳

話しは一平寿しに戻りますが、写真は個室の畳です。こんなところにも趣向があり、とても印象が残っているお店です。

一平寿しは、宮崎で他にも飲食店を展開していて、知る人ぞ知る、宮崎のグルメを語るうえで避けられない企業なのです。どのお店もこだわりが前面に出ています。

そしてこの度、当店では、この有限会社一平さんの商品を取り扱うことになりました。どんな商品かは、また後日紹介致しますね。

 

宮崎県串間市の温泉とブリプリ丼ぶり

年明け最初のエントリーで、宮崎県串間市の都井岬の野生馬、御崎馬を紹介しましたが、今回はその近隣の温泉宿がすごく良かったという話題です。オススメです。

宮崎市の妻の実家から都井岬まで、およそ90km。ひたすら日南海岸沿いを走ります。所要時間は2時間くらいでしょうか。高速なし。でも、信号少なし。

90kmの距離というと、東京都庁から神奈川県小田原市を過ぎて、熱海まであと10kmで届くくらいの距離です。

日南海岸 2014-01-03

妻が運転してくれたお陰で、ゆっくりできました。走っている途中に撮影も。せっかくの太平洋でしたが、天気は小雨交じりの曇りでした。

いこいの郷 宮崎県串間市

目的地のひとつ、串間温泉「いこいの郷」。都井岬に行く前に昼食をとりました。冬の小雨ぱらつく都井岬に行ったあとに戻ってきて温泉入浴というコースです。

いこいの郷 串間市

非常に綺麗な建物でした。日帰り湯もできますが、宿泊もできます。

以前は、小さな温泉だったそうなのですが、人気があったようで大きい施設を併設。以前の小さかったときの施設も残っており、リニューアルされているようでした(写真には入ってませんが)。

宮崎の父と母は、当時住んでいた都城市から2時間以上かけて10回以上は通ったそうです。

ぶりプリ丼ぶり チラシ

食事は、お店がイチオシしていた“ぶりプリ丼ぶり”にしました。串間の「活〆ぶり」と「旬の野菜」をふんだんに使っているそうです。

ぶりプリ丼ぶり

いただきます!ぶりのあら汁付きで940円!

ちなみに、丸い小皿の甘口醤油か、隣のちょい辛の味噌ダレをぶっかけて食べます。小さい子が一緒にいるので、欲しがった場合のことを考えて、ここは甘口醤油でいきます。

ぶりプリ丼ぶりのぶり

予想以上の美味しさに、驚きました。温泉卵と甘口醤油も非常にマッチしていて、近年稀にみる感動を味わいました。お世辞でもなく、ビビビッと体内を電流が走るようでした(グルメマンガのような感じです)。

ぶりプリ丼ぶりの中身

ブリのお刺身の下には、玉ねぎやキュウリ、カイワレ大根、レタスが敷き詰めてあり、その下にご飯。さらにその下に焼きぶり、その下にご飯と重ねてありました。これで940円。。。ちなみにお野菜は5種類以上使うことが決められています。

日南海岸沿いで穫れた質の良い魚は、市場を通さずに、東京の三つ星レストランや料亭に直送されると聞いていましたが、そういった話しも納得の美味しさ。こちらに来る途中の油津湾(カツオ、マグロ、伊勢エビで有名)の定食屋も美味しそうな雰囲気でしたが、こちらで食事できて良かったです。

食事のあとは、都井岬でお馬さんを見て、またこちらに戻り入浴。

施設は清潔で整っていて広く、打たせ湯などの様々な浴槽がありました。驚くべきはその泉質で、あまり温泉のことを良く分かっていない、ゆえにあまり好きでもない自分が、とても染みいってしまった温泉でした。

アルカリ泉のヌルヌルした温泉は、今までも入ったことはありましたが、ここはなにかが違います。妻も大変気に入り、「つるっつるっになるし、化粧水もいらなかった。また行きたいね~」と言ってました。

TPPに日本の田舎が対抗するには、観光の魅力も必要だと思うのですが、この串間市は、予想以上に底力があるのではないかと思いました。

ちなみにこの「いこいの郷」は、4名1室で一人7800円(2食付き)で宿泊できるそうです(GW、お盆、正月は2千円~5千円加算)。温泉と美味しい魚介と美しい景色があればって方には、串間、オススメです。

http://kushima-spa.com/index.html
【いこいの郷のサイト】

 

宮崎市の江田神社の様子。

お正月に帰省した宮崎の話題の続きです。都井岬に行った翌日は、宮崎市内にある江田神社に行きました。

2014-01-04No(1079)

江田神社は、イザナギノミコトとイザナミノミコトを祀っています。イザナギノミコトからアマテラス、スサノオ、ツクヨミの三神が生まれたこともあり、住吉三神の誕生地とも言われています。古い古い神社です。

宮崎の岳父の話しによると、以前は参拝客も少なかったそうですが、最近はお参りする人が非常に増えているようです。江原啓之さんが、以前絶賛した神社としても知られています。

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神社の周辺には古代の遺跡がたくさんあり、ボランティアの人の話によると、この手のひらの上に載せた欠片は、縄文時代や弥生時代の土器なんだそうです。ホントかな~。

2014-01-04No(1089)

神社の本殿脇にたくさん埋まっています。本格的に掘ると、本格的な土器が出てくるので、掘れないそうです。

欠片が本物かどうかはさておいても、この周辺は古代の集落跡がたくさん見つかっています。こういう土地は、各年代の地層から、各年代のものが見つかりがちですから、容易に掘り起こせないでしょうね。

佐賀県相知町の鵜殿石仏(ウドノセキブツ)と呼ばれる中世の石仏群が残る場所があるのですが、そこも調査によって縄文時代の黒曜石が見つかっており、各年代の地層から色々見つかっています。

人が住みやすい場所というのは、昔は限られていたでしょうから、そういった場所はありがたい場所であり、それゆえに神殿や宗教的な遺跡が残っているのでしょうか。社を中心に村を形成したのは、間違いないでしょうし。

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本殿です。たくさんの参拝客。1月4日ということもあって、異常な人数の参拝客が集まっているわけでもなく、いい感じに人が絶えません。

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江田神社由来。

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清々しい雰囲気が、いかにも神社らしい。

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江田神社近くにある公園を散歩しました。この地域も集落跡が見つかりやすいためか、広大な公園として土地を活用しているようです。

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公園の中にある御池の碑。

御池(みいけ)は、黄泉の国より帰還したイザナギノミコトが身を清めたといわれる場所です。

そのときに、アマテラス、スサノオ、ツクヨミの三神が産まれたと言われています。

2014-01-04No(1278)

上の写真が、その御池です。御池は宮崎県内の他の場所にも存在していますので、この場所だと確定はしていませんが、古代の人たちが大切にしたに相応しい、とても清々しい空間でした。

営業カレンダー 2014年2月

配布用カレンダー 2014年2月

来月の営業予定です!

2月5日に再びオモチの販売を致します。
予め少し多めに入荷しますが、ご予約を頂けると確実です。

ご予約は、今月末までによろしくお願い致します。

今回は、年末に好評を頂きました“あんもち”も販売致します。ひとつ130円です。

冬眠米 実験中

以前、当ブログで少し触れた“冬眠米”の実験も進んでいます。同じ業界の先輩方の助けもあり、一晩でカチンコチンの真空パック状態にできるようになりました。非常にありがたいこと。

冬眠米は、精米後のお米を炭酸ガスで眠らせて酸化を防ぎ、鮮度を落とさない製法です。米袋の中身の空気と炭酸ガスを入れ替えて、袋の口を閉じると出来上がります。

密封後しばらくすると、お米が炭酸ガスを吸い込み、米袋がちょうど真空パックのような形状になるのです。通常の真空パックよりも、鮮度長持ち(一番有名なお店で常温保存で5年間保証をしています)。おまけに虫やカビの心配もありません。

炭酸ガスは、生ビールや炭酸ジュースに使うガスを使用しており、その点も安心です。開封後は、お米の中の炭酸ガスが抜け、今度は逆に空気を吸い込むので、炊飯時に影響がありません。スゴイ。

ただ、米粒の内部の深いところでも気体の入れ替えがあるため、おそらくそのことが原因で、開封後の劣化スピードがやや早いようです(これは真空パックも同じでしょうけど)。

というわけで、その点も含めて確認するために、実際の販売まではもう少し。モニター販売も検討中です(その場合は、加工賃無料のサービスを検討しております)。

“冬眠米”ではなく、当店らしいネーミングも考えてあげようかと、楽しい時間を過ごしています。

 

明けましておめでとうございます。 【2014年】

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。

年始は、宮崎へ行ってきました。妻の実家へ帰省。
今年は午(うま)年ということで、野生馬のいる都井岬にも行ってきました。

都井岬 03

都井岬の御崎馬です。
足が短く、顔がふっくらしてます。
上の写真の馬は、心なしか笑っているように見えます。ごきげんな様子。

都井岬は宮崎の最南端の串間市にあります。
宮崎市から日南の海岸沿いをひたすら走っていくと到着です。

串間市は、温泉にグルメにと予想以上に良い所でした。近日中に紹介したいと思います。

都井岬 04

御崎馬は野生馬ですが、警戒心があまりないようで、駐車場にも降りてきていました。

都井岬 01

かなり寄れます。35ミリレンズ(APS-C)で撮影。
ただし、蹴られたら自己責任です。後ろから近づかないことが鉄則。

都井岬 02

斜面が一定の間隔で凸凹しているのは、馬が草を食べるときに出来た道だからだそうです。草を食べるときに首が届く範囲の間隔で道ができています。

馬の活動時間の3分の2は、食事の時間だそうです。
なんとも呑気な光景でした。