土曜日にして、やっと今週初めてのブログの更新です。今週はウエストが急激に痩せた一週間でした。
先週の日曜日に、仕事用のズボンが古くなったので買い直したのですが、その際、ウエストのサイズをワンサイズ落としました。ベルトが必要ないくらいのピッタリサイズ。しかし、二日後の火曜の夕方くらいになると、どうもズボンがゆるい。
水曜の朝に、もうワンサイズ下の20代のころに履いていたズボンを履いてみたら、今度はこれがピッタリでした。ズボンのサイズは、先週まで79センチ、日曜に買ったものが76センチ、20代のころのものが73センチです。
急激な痩せように自分でも驚いています。思い当たることといえば、腹筋とフラフープが生活の習慣として定着していったことくらいです。ただ、夏に向けて体が変化している時期であったことも関係しているんじゃないかと思います。その相乗効果ですね。たぶん。
だんだんと気温が上がってきて夏に近づいてくる時期になると、体は自然に皮下脂肪を落としやすい体質になり、真夏の暑さに備えるようになります。人間も生き物ですから、気候や天候の変化に影響され、体の機能がいくぶん変化します。いわゆるバイオリズムですね。この波に、うまく乗れたのだと思います。
今回のブログは、タイトルのとおり“バイオ茶”という、水だし茶を紹介するのですが、バイオ茶の「バイオ」も、このバイオリズムのことを指します。バイオリズムを最大限に活かす栽培方法を採ることにより、茶樹の活性を高めることに成功した、美味しくて安全な水出し茶です。
植物は、人のように腹筋をしたりフラフープをしたりと、自分で動くことによって体の活性を高めることが基本できません。水分を根から葉の方に移動させるだけでも、気温や湿度などの環境の変化が必要です(浸透圧の変化で水分が移動します)。
植物にとって、環境の変化にも良いものと悪いものがありますが、なにより悪いのは、環境の変化が少ないこと。だから、環境の変化をうまく整えて、植物の変化を助けてあげる。そういった栽培方法を採っているお茶のようです。
化学肥料や農薬は使わず、時期や時間帯を考慮して、自家製堆肥と微粒元素ミネラル水を使う栽培方法。
このバイオ茶について、開発者で上水園社長の上水漸さんが書かれた本『「バイオ茶」はこうして生まれた』を読んだのですが、バイオ茶の栽培に化学肥料を使わない理由はおそらく、すでに完成された化合物である化学肥料は、変化とは真逆の固定されたものであって、この栽培方法ではかえって使いにくいから、という理由からだと推測されます。
化学肥料は足し算や引き算の世界に近く、それに対し、堆肥や22種類以上の微粒元素水を使うバイオ茶の栽培方法では、土壌での様々な化学反応が期待出来ますから、掛け算の世界に近いのではないかと思います。
それでもし、病気に負けないような健康な茶樹を育てることができたなら、農薬の必要性はグッと下がりますしね。
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バイオ茶の中身は単なる“緑茶”です。しかしながら、アスリートにはスポーツドリンクとして知られていて、特にマラソン、駅伝などの長距離走の分野では有名です。
マラソンではオリンピックでも使われていますし、駅伝では九州一周駅伝の公式ドリンクとして、給水所に並べられています(九 州一周駅伝は、完走できない走者がでてもチーム自体は失格にならず、ペナルティタイムが与えられるルールが運用されるほどの過酷なレースです)。
このお茶の優れているところは、5点あります。
【1】体内への吸収が早い。
バイオ茶は体内への吸収が速く、たくさん飲んでも胃にもたれることがありません。
暑い日は、一度に多量の水分を摂ってしまいがちになり、胃にもたれてしまって食欲がわかないといったことがありますが、その心配がありません。
ものすごい速さで長距離を走るマラソンランナー達が、レース中に飲むことで有名になったお茶ですから、その点は折り紙つきです。
【2】カフェイン、タンニンがほとんど出ない。
覚醒物質であるカフェイン、渋みの物質であるタンニンがほとんど出ません。そのため、前述の体内への吸収の速さと相まって、飲み心地が大変スッキリしています。
どれくらいカフェインやタンニンが出ないかというと、オリンピックのドーピングに引っかからないほどですから、就寝前に飲んでも睡眠を妨げません。
通常のスポーツドリンクのような多量の糖分も含んでいませんので、スポーツドリンクの多量摂取による虫歯などの問題からも解放されます(もちろん、スポーツ時の糖分や塩分の適度な摂取は重要です)。
寝る前に飲んだお茶(カフェイン)やジュース(糖分)の成分が、熱帯夜の寝苦しさと相まって、なかなか寝付けないなどの心配がありません。赤ちゃんからお年寄りまで安心して愛飲して頂けます。
【3】お茶特有の多量のビタミン・ミネラル・アミノ酸を含んでいる。
カフェイン、タンニンはほとんど出ませんが、お茶特有のビタミン、ミネラル、アミノ酸は豊富。体調を整えることができます。また、極わずかに含まれるカフェインやタンニンが、胃液や腸液の分泌を整え、それらの栄養素が素早く体内に入り込む原因と考えられています。
真夏に日常生活をスムーズに送り、バランスの取れた体調で過ごすには、うってつけです。
バ イオ茶が有名になるきっかけになったエピソードが上記の本に紹介されていましたが、ときは平成元年に、当時無名であったバイオ茶を購入した父兄が、スポーツ少年団に入っていた自分の子供に飲ませたところ、その子が「ぜんぜんバテない」と言って愛用し、しまいには夜に宿題までやるようになり、次第にそのスポーツ少年団や他の父兄 たちの評判になっていったそうです。
その後も口コミで徐々に広まっていき、地元の陸上関係者や高校の駅伝部を経て、最終的には当時の旭化成陸上部まで評判が伝わったといういきさつがあります。
【4】水出し時間は、30分で良い。
水の中にティーバッグを30分間漬けておくだけで出ます。水出し茶が珍しくなくなった昨今でも、この水出し時間の短さは、特筆モノです。普通の水出し茶であれば、一晩くらいは漬けないといけませんから。
バイオ茶は、昭和61年にすでに製品化されているにも関わらず、この点でも優れています。
【5】いくぶん経済的
上 記写真のティーバッグが、20袋入って、税込525円です。ティーバッグ一袋で1リットルの水出し茶ができますので、20リットルぶんですね。1リットル 約26円です。他の水出し茶に比べやや高価かもしれませんが、ペットボトルのお茶よりは安い(しかも、農薬と化学肥料は使っていませんし)。
「バイオ茶を淹れるときは、おいしい水のほうがいいですよね」と、ときおりお客さまからお尋ねがあります。簡単で、どこでも手に入り良いものといえばBRITA(ブリタ)の浄水器ということで、当店ではBRITAを使用しています。
もしミネラルウォーターを使われる場合は、お水は軟水のほうがいいでしょう。アルカリ水の場合は、ややマイルドな口当たりになります。アルカリ性の水は、有機物を溶かします。そこを良いと採るか、悪いと採るかは、そのときの状況によります。飲料用のアルカリ水の場合は、PH値が極端ではありませんので、ほんのり溶かすくらいですから問題はありませんが、口当たりがややマイルドになるようです。
農業書としても、目からウロコの内容でした。他のメーカーが、おいそれと真似できない理由が、なんとなく分かります。
お茶の産地は、宮崎県北諸県郡三股町です。都城のお隣。盆地の中にあり、町を取り囲んでいる山々の中に霧島が美 しくそびえています。水も美味しく、ご飯もうまい。ここには数年前まで妻の実家があり、その縁でバイオ茶を知りました。
思い出すのはお盆の日中の暑さと、夜の涼しさ。正月の夜の寒さですね。ほんとにここは宮崎かと(笑)。都城一帯で採れるお茶は、江戸時代には、薩摩藩の領地内での極上のお茶の産地として、遠い江戸でも評判だった歴史が残っています。
それと、もうひとつ。バイオ茶には数種類あって、スポーツ選手専用のバイオ茶スポーツというものがあります。春先の栄養豊富な初摘茶(一番茶)を中心に使って いるバイオ茶です。本格的なアスリートやプロの方はこちらをオススメします。当店では取り扱っておりませんので、スポーツ店やメーカーである上水園の通販サイトでご購入されてください。