月別アーカイブ: 2012年8月

山下達郎のシアターライブに行って来ました。

今回の内容は、私的メモです。

前回のエントリーの日は、夜は一人で映画を観に行きました。
山下達郎さんのシアターライブです。

嫁さんの誕生日が過ぎているのに、何もしてなく、上映前にプレゼントでも買おうかと思っていましたが、遊園地から帰って来てすぐに嫁さんが夕飯を作ってくれたので、ご飯を食べてから観に行きました。おかげで買い物できず、映画館へ直行。

ありがとさんでーすm(__)m

映画の内容は、1984年から2012年のコンサートの模様をピックアップしてつないだもの。ライブの演奏の完成度も、音質も素晴らしく、28年前のライブと現在のライブが一本に連なっても違和感がありません。

コンサートには行ったことはないのですが、ライブでの達郎さんのカッティングギターの凄さを初めて目の当たりにできて最高でした。しかもあれだけ歌いながらですからね~。ソウル・ミュージックの影響を公言されているのにも納得。

見終わったあとに、アイズレー・ブラザーズなぞを聴きたくなりました。一番聴きたくなったのは、エルビス・プレスリーの「Blue Moon of Kentucky」でしたけども。なぜか?なぜでしょう(笑)

上映館は博多駅のティ・ジョイ。スピーカーはJBL。おおっ。

以前、北海道旭川の植松電機の植松努さん(倒産ぎりぎりの自動車修理工場を父親と二人で立て直し、ロケット事業に乗り出し、4年でNASAから依頼がきたという工場です)の出演されたラジオ放送で、ある音響メーカー社員の手紙が紹介されてました。

その手紙には、「最近の人は高級スピーカーを買わなくなった。クラシックのコンサートにも行かないので、高級スピーカーの良さも分からなくなった。自分たちはもっと色々な人に、いい音楽を聴いてもらう努力をすべきだったかもしれない」という内容でした。

自分も今度のシアターライブで、久しぶりに良い音で音楽を聴くことができて、いまの音楽環境の悪さを痛切に感じました。プラスチックを噛み続けるような生活をしていたな、と。

こういうシアターライブは、音響機器メーカーにとってもチャンスかもしれませんね。

ただ、映画館(特にシネコン)の音はとにかく低音域、高音域過多のドンシャリの上に音量が大きすぎるデーハーな場合が多く(まあ、これは効果音や迫力を活かすためもあったりして、仕方のない面もありますが)、実際本編が始まる前の予告編やCMの高音域の不快感には、この音量のまま2時間以上聴き続けることができるだろうか?と不安にさせられました。

しかし、シアターライブ本編に入ると、同じような音量なのに不快感がなく、快適にいい音を楽しむことができ、「ああ、本当にいい仕事してるな~。さすが」と感心しきりでした。最終的な音響や音量などは劇場任せであるでしょうに、ちゃんと良い仕事を残しています。逆に自分の普段の仕事ぶりを猛省した次第です。

安くないと物が売れない時代と言われ、デフレも続いている現状ですが、良いものに接すると、「自分もいい仕事をしたい」という思いがこみ上げてきます。こういう体で伝わってくるような体験というのは貴重ですし、そういう体験を多くの人が重ねることが、実はデフレ脱却への本当の近道かもしれませんね。

仕事に関係ないような趣味趣味な話題でありながら、かなり関係ある話題でしたので、今回ブログにアップしました。忘れないように( ..)φメモメモです。

メモついでに、前述のアイズレー・ブラザーズとエルビスの曲を。

こびとづかんを持って。

日曜日は、子供たちに大人気のこびとづかんを持って、福岡市東区の遊園地『かしいかえん』に行きました。

9月2日(日)はどうやら出勤の予定となりそうですので、ギリギリセーフの日程でした。

人気のカクレモモジリを発見。

目撃すると幸せになるホトケアカバネも発見しました。皆さまに幸福のおすそわけになるといいのですが。

凶暴なリトルハナガシラが捕まっていました。
無防備に近寄ると危険なので、望遠レンズを駆使しての撮影です。

宙吊りのベニキノコビトも発見。なぜこのポーズなのか、謎です。

こちらは普通にしているベニキノコビト。近くにいるのに、宙吊りになっている仲間を助けない非情な一面を垣間見ました。

我が探検隊の隊長が、土に突き刺さったカクレモモジリを発見。こちらも謎の行動。

この日の隊長は、気合いが入りまくりで、怖かったです。目が真剣。
調査員の一人としては、隊長のスパルタ(横暴?)ぶりが少々目に余った一日でした。

調査が終わり、休憩中の副隊長はご満悦のご様子。

ものすごい暑さで、正直きつかったですけど、いろんな調査隊が来られていて、「みなさん、よく頑張るなぁ」と感心しきりの調査でした。

 

新米POPの作り直し。

上の写真は、以前ブログにアップした写真なのですが、今日はこの手前のポスターをはずして、別のPOPを設置しました。

代わりに設置したものがコチラ↓

我ながら、なかなかの出来!か(?)

お盆休みに店の倉庫の片付けをしていて、古いプラッシーの箱などないか物色していたのですが、見つからず。代わりに素敵な網カゴ(?)を見つけましたので、先週の日曜日に作りました。そして、本日正式に設置です。

7月に佐賀県の白石を訪問したときに、久留米サザンモールのドラッグストア愛敬さんの素晴らしいPOPに刺激を受けたのもあって、楽しい感じを意識しての製作です。

愛敬さんほどの実力がないため、出来上がりの手を抜いた感は否めず、製作者としては「う~む・・・」というのが、正直な感想でした。

頭の中ではもっと素晴らしいものが出来上がるはずでしたが、けれど今日は、妹にも気に入られ、嫁もクスっと笑ってくれ、母にも好評でしたので、ちょっと自信がでました。ひょっとすると、あれ以来のPOPの出来栄えかもしれません。

今日は、店舗入口のPOPの撤去もしました。
『お米好きの店』POPを剥がしました。

入り口の改装工事が近々ありそうですので、不要なものは時間のあるうちに撤去。

プリンターのポスター印刷で、窓のガラスのサイズピッタリに作った力作。しかも、一度も少しも剥がれることなく、そのままピッタリ張り付いたままだったという奇跡のPOPでした。

私の計算通りにいった稀有なPOPでしたけども、店舗改善のためには、やむなし。今回の改装工事にも切ない事情があるのですけども、その話しは、またいずれ。です。

こどもピーマン、ピー太郎。

本日もたくさんのご来店があり、たいへんありがとうございます。
明日も残っているお野菜ですが販売を致します。
近くをお通りの際は、ぜひ、お立ち寄りくださいませ。

前エントリーで注目していたピー太郎は、こどもピーマンでした。
臭いや苦味が少なく、肉厚でジューシー、食べ応えのあるピーマンです。
小さいからなのか、子供に人気があるのかなのか知りませんが、こどもピーマンと言われています。

もうひとつ注目の華クィーンも、小ぶりのトマトでした。
こちらは、私が撮影する暇もなく、すぐに完売。
今日はたいへん暑い日でしたので、いつも人気のトマトが更に人気に。

姫とうがんもあります。残り1個。
ピー太郎も残り一袋です。

この季節のフルーツといえば巨峰。美味しそうでした。
今日はスタッフが1人お休みでしたので、非常に忙しく試食するヒマがありませんでした。
こちらの巨峰は3パックほど残ってます。

今日はとても小さな赤ちゃんにもご来店頂きました。
こちらも、はむはむしたい感じでしたが、人の子なのと、あまりの小ささにビビって触ることすら出来ませんでした。

こんど、はむはむするぞと決意する次第であります。

写真は、我が家のお盆休みの一コマ。お墓参りにレッツゴー中。
自分の子、他人の子と問わず、子どもがいる場所は、それだけで明るくなりますね。

来週月曜日は、産直お野菜の日です。

明後日の月曜日は、二十日の日。
毎月恒例の産直お野菜の販売日です!
いつもどおり、佐賀県唐津は相知町の道の駅からの直送となっています。

お持ち帰りのスタンプも3倍です!

今月のお野菜はこちらのラインナップとなっています。
ピー太郎と華クィーンが謎です。ワクワク。

商店街のイベント日ですので、各店で催し物を開催しております。

商店街が紹介されました“めんたいワイド”を、ご覧になられた方が予想以上に多く、たくさん声をかけて頂いています。各店がんばって営業致しておりますので、今後ともよろしくお願い致します。

しかしまあ、漬物の矢野商店さんのコメントが個人的には印象深かったです。「家庭でもできる美味しい漬物のコツは?」とレポーターの方に尋ねられて、「原料よ。原料」と、職人としてはミもフタもないコメント。正直、商売上手なコメントないですけど、最近のO157中毒のニュースを踏まえると、よくぞ言い切った、というコメントでした。

ある種の漬物の原料は、ブラックボックス化している現状があり、怖い面が多々あります。港湾に何年も野積みされた輸入野菜の一部が、漂白され消毒されて着色して、漬物として売られている現実を知ってから、かなり漬物の類は警戒するようになりました。近くに生野菜から作っている漬物屋がある幸運に感謝です。

O157の食中毒の原因となった野菜が、どの産地で作られたものか、またどういった保存方法をしていたのか、公表されるといいのですが・・・。もちろん、輸入野菜であると決まっているわけではありませんし、国産の生野菜の可能性も充分にあります。が、消毒液を使用していることに、ちょっとビックリした次第です。

野積みの野菜ですら、消毒が徹底していれば食中毒は防げるでしょうが、そういった漬物を常時食べる気にはなりません。消毒液が残っていれば、人体に悪影響云々の前に、確実に腸内細菌を弱らせそうですし、それではいくらヨーグルトを食べても意味がなさそうです。

まあ、こういった話しは保存料にも言えて、保存料を含んだ食品は、日付が新しいほど保存料が、より良く効いているのだということは、知っておいたほうがいいかもしれません。日付が新しいほど、細菌の繁殖を抑える物質を、体内により多く取り入れていることになります。ご注意を。ほどほどに。

こういった話題でいつも感じるのは、家庭での手作りご飯のありがたさです。時と場合により、いろいろな食環境があり、できることできないこともありますが、手作りのありがたさだけは忘れたくないな、と思います。

話しは変わりますが、8月は中元売り出し、盆休みの次は、産直お野菜の販売日と、たいへん不規則な営業が続いていました。しかしそんななか、なんとか店頭を新米入荷の雰囲気に。近々、お店の入り口も工事する予定です。皆さまお楽しみに!

愛ゆうせん通り商店街が、FBSめんたいワイドで紹介されます。

当店の加盟している“愛ゆうせん通り商店街”が、地元FBSの番組“めんたいワイド”で紹介されます。「しあわせ笑点街」のコーナーです。

各店舗ごとに紹介され、当店の模様も放送されます。
放送日は、2012年8月14日(火)、15:48からのスタートです。

ちなみに私は出演しません。配達で忙しく。
ちょうど収録日が八月八日の新米の発売日。
通販、配達含めてご予約が溜まりに溜まっている状況でしたので、かなり焦りまくった日でした。

そんな末広がりの八月八日でしたが、おまけの白石名産たまねぎも届きました。

玉ねぎのダンボールにも、白石町のゆるきゃら“しろいしみのりちゃん”が。

たまねぎ、綺麗です~。今年は少し小ぶりでした。

おまけのシールと一緒に届いた、ペーパークラフト。昨夜はこれを組み立てていました。きつかった~(>_<)。集中力維持のために、パソコンで美人時計を見ながらの作業でした。もちろん、一番かわいかったのは、みのりちゃんです。

こうやって、お店に飾っております。人気のこびとづかんをライバル視。

さてさて、お気づきの方はもうすでにお気づきになっていると思うのですが、レンコンのポシェットが左右逆についてます。胴体の前後ろを間違えました(;´Д`)。

作っている最中は、これは間違えたらイカン、間違えたらイカンと相当意識していたのですが、出来上がったものを見たら、間違えていましたorz

他にも突っ込みどころ満載です。テレビの収録に間に合っていれば、いろいろと話題になったかもしれませんが・・・。惜しいことをしました。

こういった感じで、今年の新米、七夕コシヒカリの販売スタート致しました。合わせて、鹿児島県産金峰コシヒカリの新米も販売しております。よろしくお願い致します。

地元の百貨店、天神岩田屋でも、今日より七夕コシヒカリの販売が開始です。そちらもどうぞよろしくお願い致します。

FBSのめんたいワイドでの出演は、2012年8月14日(火)です。そちらもそちらも、どうぞよろしくお願い致します。

おかげさまで忙しい数日間でございましたm(_ _)m。

※お盆休みは、2012年8月14日(火)~2012年8月16日(木)となっております。ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。

日曜は卸しの説明会へ

日曜日は某卸の説明会に行きました。
非常に米穀店にとっては助かる会社で、名前を明かしたくないのですが、公表致します。
「十六穀ごはん」で有名な“株式会社はくばく”の“和穀の会 米穀事業本部”です。

優良な米穀卸しで、取り扱い銘柄の残留農薬検査、カドミウム検査、放射能検査など、全て自社でも行なっています。

ちょいと卸値が高いという印象もありますが、産地密着でブランド化に力を入れている点や、上記の各検査の件や、価格の変動で一儲けを企むということがない点など、なかなか美点に優れています。

実際、23年産の米の需給状態が非常に厳しく、各卸しの卸値がどんどん上昇していった状況のなか、価格を上げることをしなかったため、気が付けば全国で一番安く販売している銘柄がでてしまったりという実績を作り上げました。

加盟店を募集しているそうなので、ブログでも紹介してみました。ほんとは卸し会社の名前をブログに書くことに違和感があるのですが、品質勝負の産地応援型の会社ですので、これからの日本に必要。全国のお米屋さん、オススメです。

説明会が終わったあとは、母と一緒に軽食を取りつつ、秘密会議。夕方でしたが、二人とも昼ごはんを食べていませんでした。

喫茶店の“風街”は、福岡では老舗の喫茶店として有名です。“はっぴぃえんど”というバンド(細野晴臣、松本隆、大瀧詠一、鈴木茂が結成)のアルバムタイトル「風街ろまん」が、店名の由来になっています。今回、久しぶりに行きました。もちろん母と一緒なので、ロマンなど微塵もありませんが。

写真はホットドッグのセット。

なかなかふたりで話し合うことも普段はないので、秘密会議は充実。いろいろとこれからのことを伝えました。どんな内容だったかというと、無論秘密会議の手前、教えられませんけども、「米屋はお店ではない」ってことなどを話しました。

「じゃあ、なんなのよ」ってことになりますが、そこは教えられません。ゴメンナサイ。

行きがけに通った福岡銀行本店には、七夕祭りのタペストリー(で合ってます?)が。

待望の新米、七夕コシヒカリは、明日入荷の予定です。産地の佐賀県白石町でも明日出荷式が行われます。さすがに隣県だけあって、入荷が早い。

明日の入荷は入荷なのですが、何度か試しに精米し試食ののち、今後の精米時の圧力などを決めますので、明後日2012年8月8日(木)から販売スタートです。8月8日に、おまけの特産たまねぎが届くこともありますし。

合わせて、鹿児島の金峰コシヒカリの新米も販売致します。こちらも良産地として有名で、昨年から取り扱いを始めたのですが、七夕コシヒカリもうかうかしてられないな、と初めて思った新米でした。良食味新米コシヒカリのガチンコ対決が楽しみで仕方ありません。

という慌ただしい状況の中、本日は夕方より商店街のガラガラくじの会場の設営へ。明日より始まりますので、皆さま多数のご参加をお願い致します。9日の木曜日まで開催しております。

お盆前ですので、お米などを購入されると、たくさん抽選券がもらえますよ。

しかしまあ、ちょっと忙しすぎて、てんてこ舞いな状況になりつつあります。毎年のことですけども。がんばります。

それと「米屋はお店ではない」という話しをしましたが、こんなところで答えを公表したくないのですけども、またもや言っちゃいますね。

答えは「工場(こうば)」です。店内の精米機で店頭精米をしている小規模な当店のような形態の店が、もっとも気づきにくいのですが、米屋は「お店」ではなく「工場(こうば)」です。

大規模な米穀店であれば、「工場(こうじょう)」と「お店」は、建屋からして別なので、考えなくても分かっていると思うのですが、規模が小さくなり、同じ建屋の中に併存してしまうと、わかりにくくなります。

同じ建屋の中に併存すると、店頭精米の米屋の土台は「工場(こうば)」ですから、「工場の中にお店がある」という状態になります。ここが米屋の弱点です。基本が「工場(こうば)」ですので、他の業種の「お店」に比べると、どうしても薄暗かったり、雑然としてしまいます。店としての利用しやすさよりも、作業効率のほうが優先してしまいがちにもなります。

「お店」の部分をどんどん「工場(こうば)」に侵食させていくのも手ですが、基本は「工場(こうば)」ですので、必ず中途半端さを残すでしょう。これは自分の経験からいってそうです。

それこそ「じゃあ、どうするのよ」という話しになりますが、そこは各店舗の環境によって、対処方法が違いますし、それこそ自分自身の秘密の課題ですから、言えません(笑)。

米屋としても店舗は開放的でかつ綺麗で買い物をしやすくしたい。お客さまもそれを望んでいるはず。なのに、なかなかそのハードルを越えている米穀店が少ない。ということの答えは、ここにあるのだと思います。

最初の卸しの話しといい、言っちゃっていいのかな~という話題でしたけど、昨日の説明会で、米穀店で米を購入している方は全体の4%という数字を聞いて、ちょっと考えちゃったもので。米穀店だけといわず、多くの方にご参考になれば幸いです。

新米・七夕コシヒカリのご予約承ります。

当店サイトで昨日より、新米“七夕コシヒカリ”の予約の受付を開始致しました。

昨夜アップしたばかりでしたが、本日すでにご予約を多数承りました。週末ということもあって、かなり忙しい日になりました。

新米に関わらず、ご注文頂いた皆さま、たいへんありがとうございます。

同じく昨日、商店街の売り出しに合わせて、七夕飾りを店頭に飾りました。毎年恒例の行事です。商店街加盟店の各店で店頭に飾っておりますので、お近くにお寄りの際はご覧下さいませ。

当店では、短冊を用意しております。ぜひ、お願いごとご記入ください。

写真は、佐賀県白石町のゆるキャラ、しろいしみのりちゃんシールです。七夕コシヒカリのおまけとなっております。それはそれはレアなシール。かわいい。

在庫がなくなり次第終了致しますので、ご入用の方はお早めにご予約お願い致します。

稲の成熟期に台風が九州に接近することになり心配されましたが、北部九州に台風が接近した日は、福岡では大濠花火大会が開催される程度の風でした。七夕コシヒカリの産地である白石町も影響がでるほどではなかったでしょう。

あとは新米の到着を待つばかりです。

だといいのですが、ポップなどの準備でバタバタしているのが実情でした。
チャンチャン。

新米!七夕コシヒカリの産地、佐賀県白石町に行って来ました!

8月7日に出荷式が行われる予定の新米、“七夕コシヒカリ”の産地、佐賀県白石町に行ってまいりました。先週の日曜の圃場の様子です。

白石平野。すでに黄金色に色づいていました。これからもっと深みを増していくでしょう。

とにかく日陰がないところなので、帽子を被って、首にタオルを巻いての撮影です。

買ったばかりの一眼レフの活躍した日でした。夏の空を背景に、たわわに実る稲穂。

この八月、九月の新米の中では、毎年ダントツの評価を頂いているコシヒカリです。全国的知名度を持ちながら収穫量があまりないため特定の販売店でしか取り扱われず、2ヶ月くらいで売り場から姿を消すため、幻のコシヒカリとも呼ばれています。

しかも減農薬減化学肥料の特別栽培米です。その点でもこの時期の新米の中では、かなり珍しい銘柄となっております。

旧暦の8月7日、七夕の日前後に収穫されるため名付けられた“七夕コシヒカリ”。
この白石町は日本三大歌垣の里としても知られています。

歌垣とは、若い男女が求愛の詩を歌い合う風習で、遠く奈良時代の風土記に、この白石での記録が残っています。

恋愛歌である歌垣の里で、彦星と織姫の恋物語である七夕の時期に収穫される、七夕コシヒカリ。この偶然。

こちらは、白石の名産品でもあるレンコンの畑。綺麗ですね~。

恋愛も大切だけど、レンコンも大事。

白石町は干潟で有名な有明海に面し、江戸時代以前から続いた干拓地。この地力に富む重粘土の土地が、他の新米を寄せ付けない美味しさの原因にもなっています。

白石町は、玉ねぎがなんといっても有名。やわらかく粘土の高い畑の土中で育った玉ねぎは、甘みとやわらかさを兼ね備えています。

毎年、当店で七夕コシヒカリを購入されたお客さまに、この玉ねぎをサービスしておりますが、今年もやります!パチパチパチパチ!産地の皆さまからのご好意です。いつもありがとうございます!

こちらは白石町のマスコットキャラクターの“しろいしみのりちゃん”です。

特産品の玉ねぎの帽子、イチゴの服、レンコンのポシェットの愛くるしい姿。有明海苔と稲穂やおにぎりも見えますね。

この愛くるしい“しろいしみのりちゃん”の、ちっちゃなシールも、ご希望の方にプレゼント致します!白石町役場のご好意により、ゲット致しました!通販の方は強制で同封致しますので、ご覚悟を。

白石町のパノラマ写真です。写真クリックで大きくなります。

ご覧のとおり、この白石平野の中で、米や玉ねぎ、レンコン、イチゴ、その他諸々の作物が育てられています。生産者も若い方が多く、これからも期待しています。

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ここでちょっと話しが変わり、残念なニュースなのですが、皆さんは日本でも遺伝子組み換え作物の利用が進もうとしていることは御存知でしょうか。いま、そのことの是非について農水省がパブリックコメントを募集しています。

遺伝子組み換え作物の国内利用の申請は、何度か却下されているので、今回もそうかもしれませんが、バッドニュースはバッドニュース。

いくつか問題点が指摘され、賛否両論はあるのですが、個人的には手間を惜しむ単作物単品種の大規模型農園が、日本の田園風景や食文化とかけ離れすぎて、良い結果を招くようには思えません。

コーンフレークやハンバーガーが主食でどこ行ってもおんなじ料理なら、野菜の種類が少なくてもいいのだろうけどもねぇ。日本のようにちょっと移動しただけで、多様な郷土料理に遭遇する国に向くかどうか。バラエティーに富む日本料理の衰退にもなりかねませんし、決してプラスにはならないでしょう。

もし何かご意見がおありの方は、下記農水省のサイトにて、パブリックコメントを募集しておりますので、そちらに送ってみてください。8月4日まで受付だそうです。

http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/120706_1.html
【農水省:遺伝子組換えアルファルファ、ダイズ及びトウモロコシの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント)について】

チェルノブイリの原発事故のあと、欧州は農業を復興させるためもあり、有機農業に力を入れた経緯がありましたが、そのことを鑑みると、福島第一の事故のすぐあとに、遺伝子組み換え作物を許可するようでは情けなさすぎ、ビジョン無さすぎ、という気持ちになります。

実際、TPPに将来的に参加するにしても、遺伝子組み換え作物のような低コスト路線よりも、有機農産物のような品質や希少性での勝負にしないと、日本、特に東北の農業の維持や発展はありえないんじゃないかと思います。

低コスト路線では、国土の広い農産物輸出国には勝てませんし、結局国内の農業を食いつぶしていく段階でしか利益がでないやり方ではないかと思うのです。

国内の消費者も、大体同じような危険性なら安い海外産を買うほうが得という判断になりますよ。きっと。

というわけで、当店はこれからも日本の美味しくて安全性の高い農産物を応援していきます!品質勝負の七夕コシヒカリ、ご購入お願い致します!

なんというオチ(>_<)。