月別アーカイブ: 2013年2月

ギフト用クラフト米袋完成しました。

当店のギフト用オリジナル米袋が完成しました。

5kg用クラフト米袋 オリジナル

実に良い仕上がりになっています。

お米を入れると、このような形になります。

ギフト用オリジナル米袋 5kgと3kg

左側が5kgを入れたもの。右側には3kg入っています。

袋自体は5kg用なのですが、ヒモの結び方で3kgにも対応できます。
もちろん、4kgでも対応可能ですよ。

中に入れるお米は、当店取扱い銘柄であれば、全銘柄対応できます。当然ながら。

桜の季節が近くなって来ました。
ご進学等のお祝いごとも多いかと思います。
贈り物の際は、ぜひご検討お願い致します。

やっと当店も、中に入っているお米の美味しさに釣り合うようなパッケージになりました。自信を持って、贈り物にオススメ致します。

追記:一応、ギフト用としておりますが、ご自宅用にご希望の場合にも、もちろん対応致します。通販では、すでに「ポリ米袋」「クラフト米袋」と二択できるようになっております。店頭・配達でもお気軽にお申し付け下さい。

※クラフト米袋のリニューアルを行いましたので、本記事の画像の米袋は現在使用しておりません(2022年3月26日)

今日は“米の食味ランキング(24年産)”の話題を

本日は、先日発表になりました日本穀物検定協会の“米の食味ランキング”の話題です。

http://www.kokken.or.jp/ranking_area.html
【日本穀物検定協会 米の食味ランキングのページ】

思うところがたくさんありますが、長文過ぎてもいけませんし、最近はパソコンのモニターを見続ける仕事が多く、目も疲れていますので、軽くいきます。

24年産の一番の話題は“熊本県産・もりのくまさん”。
数ある特A評価の銘柄の中でも、一番の成績だったとか。

新聞、テレビの報道もあって、売れ行き好調のようです。
くまモンといい、もりのくまさんといい、最近の熊本の勢いは凄いですね。
ついでに和牛の肥後あか牛も、黒毛和牛同士のサシ云々といった基準ではなく、別の側面から評価される未来が来て欲しいと思います。

思わず話題がそれてしまいましたが、この“米の食味ランキング”にも賛否両論ありまして、実態を反映していないといった声も多くあるのをご存じでしょうか。

実際、“〇〇県産〇〇ヒカリが特A評価!”と言ったところで、産地の〇〇県内だけでも、山あり谷あり平地ありで環境が違いますし、栽培している生産者も大勢いるわけで、その中に名人も下手もいるわけですから。そういった栽培環境の違いが食味に影響を与えて、同じ県内でもかなりの差が付いてしまうことは容易に想像出来ますし、経験からもそうです。

結局、検査員もごく一部のサンプルを比べてしかいないわけです。これは仕方がないことではあります。

といって、このことだけで“米の食味ランキング”を全否定する必要もないわけです。

というのも、生産者や自分のような米穀業界にいる人間にとってみれば、その米の本当の力がどれくらいのものかを、ある程度把握できるからです。潜在能力、ポテンシャルが分かる。最適な栽培環境があれば、かなりの食味が期待できるし、そういう米が少量だけかもしれないけども現実にある、ということが分かります。

そういった視点から見ると、近年の北海道や九州の銘柄の評価の高さは目を見張りますね。こういった地域の特A評価の米は、ほとんどが近年でてきた新品種ばかりですから。

コシヒカリを超える食味の品種が、長年に渡りなかなか出て来なかった現状が、潜在能力的にですけども、変わりつつある。それは研究開発や栽培方法がうまくいっているということ。慶賀すべきことだと思います。

コシヒカリは、食味がたいへんよろしい品種で、北海道と青森を除く都府県で作付けされているメジャー品種ですが、じつは栽培の難しい品種でもあります。「米の品種大全」(米穀データバンク)という本でも、【耐倒伏性:弱、穂いもち(病への耐性):弱、葉いもち(病への耐性):弱 [※注 ()内は補足]】といいとこなしです。でも、食味が非常に良い。

もともとコシヒカリは、新潟が米の名産地でもなんでもなかった時代、鳥も食べないと言われていた「鳥またぎ米」の産地であった時代に、新潟県が全国で初めて栽培を決めた品種です(「コメのすべて」有坪民雄著)。

なぜ、栽培を決めたかというと、当時の新潟の農家は食味よりも生産量向上のために肥料をやり過ぎるクセがあったようで、過肥料でヒョロヒョロっとした稲を育てて、バタバタと倒伏させている現状があったそうです。新潟県の農業指導機関が、そこにわざと、従来のものよりも倒伏しやすく栽培の難しい品種であるコシヒカリを農業指導のために採用したといういきさつです。

そういった奇跡のような経緯から、コシヒカリは生産されるようになったわけでして、病気に強くて、倒伏しにくくて、生産量が多くて、なおかつ美味しい米といったようなソロバン勘定を弾いて改良された他の品種とは、初めからかなり性格の違う品種なのです。

そういった食味が良いこと(だけ?)で人気になったコシヒカリの味を超えるような品種というのが、なかなか出ない状態が長年続くのは無理もないことだったと思います。しかし、今回の米の食味ランキングの結果を見てもわかる通り、潜在的にではありますが、そういった状態が崩れてきています。

九州の米で特A評価された銘柄は、多数が高温障害に強いというメリットを持った新品種ですし、昔は美味しい米が穫れないといわれた北海道も近年現れた新品種で2銘柄が特A評価。温暖化にも寒冷化にも対応できる新品種がすでに日本にあり、食味の面でも評価が高い。そういったものが増えてきたことは、心強くもあり、明るい話題でした。

結局やや長文になってしまいましたが最後に。

その年の日本一の食味の米を確実に手に入れたければ、米のコンテストやコンクールなどで受賞した銘柄(細かい産地が特定されていて、できれば生産者も分かるもの)などを探して購入したほうが良いでしょう。ただし、信頼できるところから、です。

というのも、米の食味というのは、収穫後の調製から保管状態、精米のやり方や巧さ、精米してからの日数によっても、かなり変わります。ほんとに同じ米か?というくらい。

そして、最後は炊飯方法でも(笑)。

何にせよ美味しい銘柄が北と南から増えてきたことは、喜ばしいことでした。

ぜんざいの振る舞い会 & 佐賀米キャンペーン

告知が遅れてしまいました。
明日は、ぜんざいの振る舞い会を開催致します。

愛ふれあいの日告知 2013年2月

お持ち帰り可能なフタ付きカップでプレゼントしますので、お気軽にお立ち寄り下さいませ。

お一人さまにつき、1杯ぶん無料となっております。
2杯目からは、200円で販売致します。ご家族のぶんに、お土産に、どうぞ!

同じ商店街加盟店の『和菓子処・清致庵』さんも、ぜんざいの販売があるそうで、しっかり企画が被ってしまいました(+_+)

一杯目無料は、当店だけですので、清致庵さんで無銭飲食しないようにお願い致しますね。

佐賀米キャンペーン

佐賀米キャンペーンも始まっております。

佐賀県産のお米を購入されたお客さまには、“おかずのり”や“嬉野茶”などを差し上げております。もちろん、通販、配達のお客さまも、です。

今月の20日は、お野菜の販売はありませんが、お持ち帰り3倍スタンプはしっかりと実施しますので、明日ご来店頂いたお客さまは、かなりお得になっております。

たくさんのご来店お待ちしております!

※ 佐賀米キャンペーン終了致しました(2013年2月26日)。

片江天神社の梅

今日撮影の片江天神社の模様です。
良い陽気で気持ちがいい日でした。
梅も咲いていました。

配達の途中で軽~く撮影して、軽~くアップしてますので、全く気合いが入ってない今日のブログ。さら~っとご覧ください。

昨日は菜の花忌でした。

昨日は菜の花忌でした。
作家・司馬遼太郎の命日。

ボクは中学生のときから読んでいます。
そんなに読書家ではないのですけども。

そのせいか、中学時代に友人と高知に旅行した際に購入したテレフォンカードを、未だ持っています。

中岡慎太郎テレフォンカード

坂本龍馬ではなく、中岡慎太郎のテレフォンカード。

※中岡慎太郎をご存じでない方に、手短に説明しますと、坂本龍馬とともに薩長同盟の立役者の一人です。陸援隊の隊長で、坂本龍馬が暗殺されたときに一緒に殺された人物。救援が駆けつけた時には、まだ息があったため、彼の証言が暗殺の模様を後世に知らせる唯一の手がかりとなったと言われています。

未だに読む機会が多く、数年前の新婚旅行では関空を利用したため、東大阪の司馬遼太郎記念館にも行きました。

司馬遼太郎記念館

毎年、菜の花忌には、福岡では数少ない維新の旧跡である平尾山荘(女性志士・野村望東尼の庵)で、咲き始めの梅を見ながらボーッとするようにしているのですが、昨日はお店の営業日で、しかもイベント日。たいへん忙しく、かないませんでした(今までの記録を塗り替えるような売れ行きでウッシッシではありました)。

今回の司馬遼太郎記念館「菜の花忌シンポジウム」のゲストの一人が、内田樹さんということもあって、今年は大阪まで行きたかったなと思いつつ、遊びに行けないこの現状。もう少し頑張らないといけませんね。

身体を通して時代を読む

ちなみに右下のサインが、内田樹さんのサイン。左の大きなのは、武術家の甲野善紀さん。

今回の内田樹さんのお題は、「武道家としての坂本龍馬」だったそうです。内田樹さんは、合気道家としても知られていますので、相当面白かったと思います。

まあ、こういう風に書いていくと、昔から歴史好きで、たくさん本とか読んでるんだろうな~なんて想像する方がいるかもしれませんが、全くそんなことはありません(笑)!

そんな人生でしたら、今頃は何者かになっていますね。幼少の頃から、のんきな人間でした。イエーイ!

のんきくん缶バッジ

というわけで、今回のエントリーは、のんきくん缶バッジの画像でシメとなります。思い出ついでに。『小学四年生』という雑誌に掲載されていた漫画です。同世代のさらに一部にしか分からない画像で申し訳なく。

 

来週の火曜日2月12日は産直お野菜の日

産直お野菜 2013年2月

今月の産直お野菜の販売日は、12日(火)です。

いつもは毎月20日に開催している産直市ですが、運悪く今月は、福岡天神にある某百貨店の産直市の日程とバッティング。20日前後は、お野菜が足りなくなるそうなので、今月のみ開催日を変更しております。

今回は、いつもより多めのお野菜を入荷予定です。
まだまだ高値が続いているようですので、新鮮で良質、良心価格(自分で言うのもなんですが。。)のお野菜を購入するチャンスです!

年末年始に、ご好評頂いた杵つき餅も販売致しますので、是非お立ち寄り下さいませ!

福岡もここ最近は冷たい風が吹く日が多く、昨日は予想最高気温が4度。今日は7度。昨日は雪が朝から降り、配達中の車の視界も悪くなること、しばしば。

この世の終わりかと思いました。

 

冗談です。

まあしかし、一番寒さが身にしみる時期ではありますので、新鮮お野菜たっぷりのお鍋やシチュー、最高だと思います。病気の予防にもなりますし。

妙泉寺の梅 2013年2月9日

なんだかんだと、今日の配達中に開花した梅を発見しました。
春は着々と近づいている様子。

妙泉寺のこぶし? 2013年2月9日

これはコブシでしょうか?モクレンでしょうか?

明日は我が家の二人のつぼみちゃん達が、遊園地に連れて行け連れて行け、ということでしたので、家族サービスデーです。寒そうです。

懸垂マシンを設置

お店の裏の駐車場に懸垂マシンを設置しました。

P1060373

しばらく屋外に置くために、クレ556でコーティングしたあと、ビニール被せてます。
一応、屋根のある場所なんですけども、吹きっ晒しの場所ですので。

宮崎の義母からのお年玉で買いました。このブログを見て、「いつも頑張っているみたいだから」と貰っていたものです。

懸垂マシンといえば、三日坊主の代名詞的存在でもありますが、この年でお年玉を貰っているプレッシャーもあり、昨年のぎっくり腰の恐怖もあり、有効活用していけそうです。腰痛と肩こりとは無縁状態で一年過ごしていきたいと思います。

前回のブログの話題とも被りますが、今年は巳年だけに目標は生命力強化。
腰のないヘビは、腰痛知らずなはず。あやかりあやかりな一年になりそうです。

何年も前から欲しかった物なので、大事に使いたいところです。低温倉庫が完成の暁には、店内の在庫の一部を倉庫に移し、懸垂マシンを店内に移す予定です。

実際、低温倉庫の新設の隠れ理由に、懸垂マシンを店内に置きたいという野望がありました。懸垂マシンをひとつ置くためだけに、どれだけ費用がかかっているんだか(+_+)

まあしかし、商品在庫が増えれば力仕事も増えるわけですし、その点でも良い選択だったと思います。

駐車場に置いておくと、盗難やいたずらも心配されますが、ばっちり防犯カメラに写ってしまう位置に設置してますので、やんちゃな方はご注意下さい。

配達から帰ると真っ先に目に入る懸垂マシン。将来的に店内に設置するからには、それまでに2桁くらい懸垂が出来ないとひどく恥ずかしいので、その点でもプレッシャーがひどく、飽きっぽい自分でも続けられそうな予感です。