産地訪問」カテゴリーアーカイブ

白石町のれんこん畑の様子

この投稿をInstagramで見る

レンコン畑に花が咲く。佐賀県杵島郡白石町の写真です。 美しいですね。 三枚目画像は、畑の中にある公園の展望塔を登って撮りました。手前のわしゃわしゃした畑が、特産のレンコン畑です。 濃い緑と黄緑が混ざっているのは、品種や生育具合の違いではなくて、葉の表側と裏側が違う色だから。 表側は日光の光を葉の中にまっすぐ取り込むようになっています。 反対に裏側は、光を乱反射することで、なるべく光を葉の内部から取り逃がさないような作りになっています。 ですから、葉の裏側は明るく光って見えます。 白石町は沿岸部ですので、風が強くて、レンコンの大きな葉や花が、わさわさわさわさと揺れていました。 #レンコン畑 #蓮の花 #白石町 #福岡の米屋 #屋部商店 #福岡市城南区

屋部商店さん(@yabeshouten)がシェアした投稿 –

ムツゴロウと干潟(佐賀県杵島郡白石町)

白石町のお土産は野菜。新潟も野菜。

この投稿をInstagramで見る

本日の賄いです。 昨日、佐賀の白石町まで行きました。そこで、できたばかりの道の駅で購入した新鮮なお野菜を使っています。 レンコンや玉ねぎの非常に有名な産地ですが、今回はオクラ、アスパラ、レンコンを買いました。 オクラは大きなものと、中くらいなものと、短めのものを買っていて、今回は大きなものをオリーブオイルと塩で炒めています。筋張ってなく柔らかくて美味しかったです。 レンコンも繊維が細かく均等でシャキシャキしててグー。アスパラも透明感があってキレイでしたので、ついつい買いすぎてしまいました。 今月は新潟にも行きましたけど、お土産はほとんどお野菜ばかりという結果。重い😅 #白石町 #道の駅 #レンコン #オクラ #アスパラ #福岡の米屋 #屋部商店 #福岡市城南区

屋部商店さん(@yabeshouten)がシェアした投稿 –

七夕コシヒカリの産地に行ってきました 令和元年産

この投稿をInstagramで見る

佐賀県杵島郡白石町へ行きました。 七夕コシヒカリの新米は来月上旬に届きます。 1枚目画像は、右が七夕コシヒカリ。左がヒヨクモチというもち米です。 生育状況は、いいっちゃな〜い、という感じです。同業者のかた用の画像も複数あげていますので、参考にされてください。 一般の方は、稲の根本のほうの葉が枯れているのに注目してください。 根本のほうの葉は、生育の最初のほうに生えてくる葉です。 稲の穂が出来て登熟していく時期になると、光合成のエネルギーを自分には全く使わずに、根に酸素を送り、上に養分を送るという作業を経て枯死してしまいます。 そういった養分の塊が米なんです。可憐で美しい田んぼの風景。 最後のほうのおまけの画像は、サギとカエルです。カエル、見つけられましたか?この世界も厳しいですね😅 #七夕コシヒカリ #新米 #白石町 #田んぼの風景 #福岡の米屋 #屋部商店 #福岡市城南区

屋部商店さん(@yabeshouten)がシェアした投稿 –

お米の自給率と水田の秘密

この投稿をInstagramで見る

連休はお米の生産地を見学に行きました。ぼーっと考える時間がありましたので、そのときに考えたことを今から書きますね。 戦中、中国朝鮮からの外米に頼っていた部分は多くあれど、海外のリン鉱床やカリウム鉱床からの肥料の輸入が途絶えた日本で稲作が出来たその理由。 三大栄養素である窒素、リン、カリのうち窒素は、マメ科植物との混作や輪作で空気中から土壌に固定できます。 リンは、人糞含めた堆肥に多く含まれ、堆肥には前述の窒素も豊富です。 カリウムは灌漑用水に多く含まれていて、水田というシステムと、山の多い地形がさらに有利に働きました。 おそらくこのことは、コメの自給率にこだわる伝統とも関係していることではないかと思われます。 その点でいえば、肥料の輸入が途絶えたら、どうせ作物が育てられないのだから、コメの自給率にこだわる理由はないという論調は、間違っていることになります。 問題はあれど、もともと鎖国ですら可能だった国なのですから。 #食糧自給率 #水田 #米 #ムギは肥料で作り、イネは土で作る #水を制するものはイネを制する #福岡の米屋 #屋部商店 #福岡市城南区

屋部商店さん(@yabeshouten)がシェアした投稿 –

新潟の圃場見学の様子

本日新潟から桑原さんがご来店されました。

食味分析鑑定コンクールで、現在全国で7名しかいないダイヤモンド褒章を受賞された生産者のお一人。農事組合法人グリーン・アース津南の代表をされています。

7月に新潟の圃場見学に行った際にお世話になりました。

それはまだアジサイの咲いていたころでした。

標高300メートル以上の山の中の広い畑には、コシヒカリがたくさん育っていました。そう、ここは津南町。北魚沼、中魚沼、南魚沼のなかの中魚沼地方なのです(全部ひっくるめて魚沼地方といいます)。

明るいつやつやとした優しい葉色の景色に心が癒やされました。

少し離れたところにはトマト畑が広がっていました。

このトマトは、最近収穫が終わったそうです。次は今年の新米の収穫でしょうか。

トマトの収穫機もありました。

後日獲れたてのトウモロコシまで送って頂きました。

一部はトウモロコシご飯に。

おにぎりにして食べました。ベリースイート、ベリーテイスティ。

9月17日日曜日放送の「所さん お届け物です!」(TBS:17時~)に出演されるそうですよ。

 

新米・七夕コシヒカリは、8月4日(金)から販売致します!

新米の七夕コシヒカリは、8月4日金曜日から販売致します。

農作物の入荷は突然やってきます。特にこの新米の時期は。天候に左右されます。

天候といえば、7月は観測史上に残る豪雨で、七夕コシヒカリの産地である佐賀県杵島郡白石町でも床下浸水の被害がニュースになりました。

7月7日に床下浸水のニュースが流れましたので、7月9日の日曜日に圃場を見に行きました。

七夕コシヒカリは綺麗に育っていて、まずは一安心。

水位はあがっていたようで、泥の跡が茎に残っていました。木くずも見えます。

河口付近の一帯ですので、ビニールやプラスチック片などのゴミが大量に落ちているのではと心配していたのですが、普段から綺麗にされていたようで、さして見当たらず。弊店の近郊よりも随分綺麗でした。町内一帯ですからね。頭が下がります。

手前は全国でも有名な白石産蓮根の畑。奥が北有明カントリーというお米の乾燥調製保管施設です。収穫後のお米の品質はこういった施設での処理の仕方で決まります。意外に見落とされがちですが、非常に重要な施設です。

今年は品質ムラが無いように、設備の充実したカントリーエレベーターでしか七夕コシヒカリを扱わなくなりました。

農作物を荒らす昆虫を捕食する益虫のトンボもたくさん飛んでいました。もちろん農薬を使い過ぎれば、このトンボすらいなくなります。

かなり昔のことですが、トンボのいる環境を復活させるために減農薬栽培運動を繰り広げた地域もあって、今も続いています。安全面に気をつけだしたころの走りの時期です。

おまけの玉ねぎも本日届きました。

ツヤツヤです♪

 

 

 

やっと産地に行けました。田主丸。

今日は午後の配達のあとに、福岡県久留米市田主丸の古賀さんのお宅まで、お米の引き取りに行きました。

いつもはお店まで運んで頂いているのですが、もう田植えの時期で忙しいので、毎年夏は引き取りに行ってます。到着すると古賀さんは代掻き(大雑把にいうと、田んぼの土を細かくしてかき混ぜて平らにならす作業です)の途中でした。この代掻きが終わるといよいよ田植えです。

2017-06-12 046

苗箱に育った苗を田んぼに植えていきます。ここまでが人間に例えると未就学児童くらい。年長さんです(個人的な意見ですけど)。三つ子の魂百までといいますけど、この苗の状態が健康かどうか、ある程度のストレスを乗り越えているかどうかで、今後の一生が左右されます。

2017-06-12 072

田植え直後の田んぼもありました。ここで小学校入学くらい。社会に出ます。代掻きがキチンと出来ていれば、地面は水平、同じ高さ。「先生、黒板が見えません」ということがありません。

2017-06-12 018

水を田んぼに入れていきます。保温の役目があります。この後しっかり根が張れたら水位を減らします。

2017-06-12 036

なんだか楽しそうですね。田んぼはリズミカル。

2017-06-12 101

水辺には、たくさんの生物が集まってきますので、さっそくサギが狙っていました。ボクも久留米ラーメン狙っていたのですけどね。思ったよりも渋滞で時間の都合により断念。

もうすぐ出荷!新米・七夕コシヒカリの産地、佐賀県白石町へ

日曜日に新米・七夕コシヒカリの産地に行ってきました。

毎年、楽しみにされているお客さまも多く、もう今日には稲刈りが始まっています。

ポケモンGO! 佐賀県白石町

とりあえずポケモンゲット。

白石町 2016-07-24 224

稲刈りに使うコンバインが入りやすいように、田んぼの端のほうの稲は手刈りされていました。

佐賀県白石町 2016-07-24 006

手刈りされて置かれていた稲。刈り取られたばかりですので、綺麗です。

佐賀県白石町 2016-07-24 016

このコシヒカリならではの華奢な立ち姿。

コシヒカリは、別名コケヒカリとも呼ばれるように、大変倒れやすい品種です。不適切に栄養を与え過ぎれば、実(米)が多くなりすぎ、茎は細くなり、倒れます。倒れないように、しかし栄養は行き届くように。車で回りましたが、倒伏した稲は見当たりませんでした。

佐賀県白石町 2016-07-24 122

出来はまあまあ上出来といったところ。美味しくなるかならないかは、この後の乾燥調製作業や、精米作業でも随分と変わりますので、米屋の腕の見せどころでもあります。

佐賀県白石町 2016-07-24 066

七夕コシヒカリは、佐賀県でもっとも早い時期の新米ですから、隣の田んぼと比べると随分と成長の具合が違います。

佐賀県白石町 2016-07-24 135

ちょっと面白い風景です。ちなみにまだ緑色の田んぼは、「ヒノヒカリ」か「さがびより」といったところでしょう。ファンのかたは、もうしばらくお待ち下さい。

佐賀県白石町 2016-07-24 082

奥に見えるのがカントリーエレベーター。コンバインで収穫された七夕コシヒカリは、あの奥の建物に運ばれて、乾燥され、異物の除去や米粒の大きさを揃えられて(いわゆる調製作業)、検査を受けます。そこで問題がなければ、「七夕コシヒカリ」という名前で出荷されるわけです。

佐賀県白石町 2016-07-24 096

JA佐賀の誇るカントリーエレベーターですので、大規模です。火力を使わないエアコンとコンピューターを駆使した送風乾燥機DAGや、さまざまな設備が充実しています。

いまや高品質なお米は、こういった設備なしには考えられなくなってきました。個人農家の方でも、プレミアムなお米を自分で販売するとなると、小型のものをどんどん取り揃えていくようになっています。

佐賀県白石町 2016-07-24 101

サギが飛んでいました。彼らがいるということは、小型の生物もいるという証拠で、カエルやトンボなどはすぐに見つかりました。

佐賀県白石町 2016-07-24 120

風が少し吹いていて、気持ち良かったです。稲の上を走る風の風景もまた良し。

佐賀県白石町 2016-07-24 072

今年から少しレンズを変えて撮影してまして、そういう点でも楽しめました。

ちなみに七夕コシヒカリの入荷予定日は、8月2日になりました。例年よりも1週間くらい早いです。お楽しみに!

子どもたちの学校のプリントをスマホで整理する。

普段は見ないのですけども、先月、お店のサイト・ブログのアクセス状況や、よく使われている検索ワードなどを調べました。Googleの検索窓から、どのような検索ワードを使って弊店のサイトまでお越しになっているか?そういったことが分かります。

実に意外だったのは、検索ワード1位が「フラフープ 比較」ということだったこと。

あの、米屋なんですけども・・・。

どうやらこのブログのこのページが大人気らしいんです。GoogleとYahoo!で堂々の検索第一位でした。

2番目に多かったのは、「精米 種類」という検索ワードでした。こちらもGoogle、Yahoo!共に検索第一位。

これはお米屋さんらしいワードで、今年通販サイトをプチリニューアルした成果です(ページはコチラ)。ただ、分づきなどは各店で違いがあって(じつは白米もそうなんですけど、白米は見た目ではわかりづらい)、ご覧になった方が弊店の基準をそのまま他店に当てはめていないか、ちょっと心配にはなります。

3番目は「新潟103号」。来年本格デビューの新潟の新品種「新之助」の試食レビューです。

こっちもわりと責任重大な話題です(ページはコチラ)。うちもデビュー時に入荷できればいいのですけど、どうなんでしょうか?きっちり美味しく仕上げますけどね。

といったわけで、商品の説明や産地の情報よりも、やっぱり疑問などを解決できる便利な情報が人気が高いという結果でした。

そういったわけで、今回は「子どもたちの学校のプリントをスマホで整理する」という「How Toもの」の話題を選んでみました。

うちもそうなんですが、子どもたちが学校や保育園、幼稚園でもらってくるプリントの整理、大変です。子供が成長するにつれ、量はどんどんこれから増えるでしょう。二人目の子供が学校に行きだしたら、さらに増えるでしょうし、けっこう今の時点でプレッシャーを感じています。

こういった書類は、仕事先であればスキャンしてPDFなどのデジタルファイルで保管するのが手っ取り早いのですが、なにぶんスキャナもパソコンもないというご家庭も多いでしょう。家庭用プリンタのスキャナは動作が遅いですし。

しかし、じつはスマホで撮影した写真を、PDFファイルに変換して、なおかつ文書の文字が読みやすいように加工してくれるアプリがあるのです。最近知りました。ああ便利。

ちなみに文書を普通にスマホで撮影するとこんな感じです。ファイル形式はもちろんJPEG。

IMG_20151121_193556

スキャン撮影機能でPDFファイルにすると

スキャン_20151118-2353

自動でこんな感じになります。平面的かつコントラストが強くて文字がくっきりしています(上の画像はPDFをさらにJPEG化してます。そうしないと比較できないので。それと両方の画像ともブログ用に縮小しています)。

元のPDFのファイルサイズはJPEGの半分くらいですね。PDFが約0.7MBで、JPEGが1.3MBです。

アンドロイドユーザーなので、Google Driveというアプリを使っています。おむすび型(?)のアイコンが目印。

googledrive

米屋だとおむすび型に見えます。

本来はいろいろな形式のファイルをクラウドにあげて保管するソフトですが、便利な機能がついていたものです。

15GBまで無料で保管できますから、単純にさっきのPDFファイルの重さでいうと、11,538ファイルは保管できます。充分です。足りなければ有料で100GBコースや1TBコースもありますし、グーグルアカウントをもうひとつ別に作って管理してもいいでしょう。例えば夫婦共通で使うための専用アカウントを追加で作るのです。そうすれば学校行事などのプリントを自然に共有できます。

スキャン撮影の仕方は、ファイルを足すボタン(画面右下に現れる赤丸に白十字のボタン)を押して、撮影メニューから「スキャン」を選ぶとできます。

さて、iPhoneの場合はというと、上記のGoogle Driveを使ってもいいのですが、優れた有料ソフトもあるようで、

Readdle「Scanner Pro – 書類やレシートをPDF化」

といったものがあります。

また、学校や園からのプリントを整理することに特化したアプリもあって、

nifty「おたよりBOX – 写真で子供のプリント整理」

というアプリもあります。こちらはAndroidiPhone、どちらもありますね。

クラウドにバックアップするという面ではGoogle Driveの勝ちですが、他のスキャンアプリを使っても、データをGoogle Driveにアップロードすればバックアップできますから、手間暇の問題でしょうね。バックアップを手動でするのが面倒か?それともファイルを整理していくことが面倒か?

明日からの連休を利用して、いろいろと試してみたいと思います。

※いろいろ試した結果、「おたよりBOX」はセキュリティソフトで「中程度の危険性」判断が出たため、気になる方は使用をしないほうが良いという結果になりました(アプリの特性上やむを得ないかもしれませんが)。

フォルダ分けとスキャン機能を完備したEvernoteが一番使いやすいのでは?というのが今の結論です。ビジネス向けのアプリですからセキュリティもしっかりしています。

それと、明後日の勤労感謝の日なのですが、宮中行事のなかでも最も重要な行事のひとつである新嘗祭に、今年は伊万里の「深山夢しずく」が献上されております。毎年、努力している産地や篤農家のお米が献穀される枠があり、そのなかのひとつです。

過去にも佐賀米は私が知っているだけで、「七夕コシヒカリ」「天川コシヒカリ」が新嘗祭に献上されています。

2015-09-13No(0030)

2015-09-13No(0145)

2015-09-13No(0194)

2015-09-13No(0179)

2015-09-13No(0077)

佐賀県伊万里の棚田地帯です。綺麗な湧水が湧いていて、田畑を潤していました。

2015-09-13No(0226)

今年は2度ほど訪れたのですが、そのたびに棚田の縁で作業している草刈機を持ったおばあちゃんを見ました。大変です。減農薬で育ててますから、除草剤や殺虫剤の使用を抑えるためなのです(田んぼの周りの草は害虫の住処になるので、除草剤や殺虫剤を使用するか草を刈るかしないといけません)。

2015-06-21No(0071)

とても綺麗な場所で、心を込めて作られたお米です。もちろん、品質を高水準に一定化させるために、色々な分析結果をもとに栽培されています。

伊万里・深山夢しずくはコチラで購入できます。在庫無くなり次第販売終了です。→