お米の自給率と水田の秘密

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連休はお米の生産地を見学に行きました。ぼーっと考える時間がありましたので、そのときに考えたことを今から書きますね。 戦中、中国朝鮮からの外米に頼っていた部分は多くあれど、海外のリン鉱床やカリウム鉱床からの肥料の輸入が途絶えた日本で稲作が出来たその理由。 三大栄養素である窒素、リン、カリのうち窒素は、マメ科植物との混作や輪作で空気中から土壌に固定できます。 リンは、人糞含めた堆肥に多く含まれ、堆肥には前述の窒素も豊富です。 カリウムは灌漑用水に多く含まれていて、水田というシステムと、山の多い地形がさらに有利に働きました。 おそらくこのことは、コメの自給率にこだわる伝統とも関係していることではないかと思われます。 その点でいえば、肥料の輸入が途絶えたら、どうせ作物が育てられないのだから、コメの自給率にこだわる理由はないという論調は、間違っていることになります。 問題はあれど、もともと鎖国ですら可能だった国なのですから。 #食糧自給率 #水田 #米 #ムギは肥料で作り、イネは土で作る #水を制するものはイネを制する #福岡の米屋 #屋部商店 #福岡市城南区

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