月別アーカイブ: 2014年8月

上場コシヒカリ(26年産新米) 通販開始致しました。

少々遅れましたが、昨日の予告通り「上場(うわば)コシヒカリ」の通販を開始致しました。

uwaba-26-02

通販ページはコチラです→

今日の福岡は久しぶりの快晴でした。午前中に「アゴーラ 福岡山の上ホテル&スパ」さんまで配達に出ていたのですが、近くにある動物園にはすでに家族連れがたくさん。

夏休み最後の週末ですし、気温も例年ほどはないはずなので、行楽には一番良い日だったかもしれません。

アゴーラ 福岡山の上ホテルでは、9月15日までビアガーデンを開催しています。ボクは8月のお盆休みに行ってきました。

アゴーラ 山の上ホテル

アゴーラ 山の上ホテル

アゴーラ福岡山の上ホテル

写真はビアガーデンからの景色です。90分食べ放題飲み放題で大人4,000円です。詳しくはサイトをご確認ください→

博多駅~薬院駅~ホテルと送迎バスも出ています。ボクは薬院駅から乗りました。バスは、ニッポンレンタカーの前に停車していました。メニューは基本的にバーベキュー。お肉は焼き放題です。もちろん、ご飯も食べ放題です。

 

26年産新米 佐賀県産・上場コシヒカリ 入荷致しました。

佐賀県産・上場コシヒカリの新米を入荷致しました。

上場コシヒカリ玄米 26年産
【上場コシヒカリ 26年産玄米】

前回のエントリーで、心配しているような心配していないような文章を書いていましたが、到着した玄米はとても綺麗。さすが佐賀米。

上場コシヒカリ 26年産玄米

「もう少し活き青(未成熟粒)が混ざっていたほうが、早場米の新米らしいのにな」などと、ほんとに余計な贅沢を言ってみたり(※一般的には入っていないほうが、良いお米と言われます)。

試食も上々でした。甘さも強く、食後の後味の印象も非常に良かったです。「あ~、美味しいお米食べたな~」という印象を食後に持ちやすい仕上がりになっています。食後すぐに歯磨きをするのが惜しい、と言いましょうか。飲食店などで使用すると、お客さまの点数を稼ぎやすいのでは。

価格は玄米1kg500円に決定。今年の新米は、随分と下げ相場から始まっていますので、25年産より少しお安くなっています。

今年は非常にお米の価格の暴落が心配されていまして、一部の銘柄では大変なことになってきています。非常に仕入れに注意を要する年になりそうです。

この上場コシヒカリも下がりましたが、踏ん張って価格を維持している印象です。あまり下がり過ぎると、生産者の手取りが随分と減りますから、ますます離農が進み、数年後には大変なことになりますから、その点でも今回の上場コシヒカリはやや安心しました。

明日には通販サイトのほうも26年産に切り替えますので、通販のお客さまは今しばらくお待ちくださいませ。

さてさて、生産者の離農も問題ですが、自分のいる側の米屋の減少も問題です。ほんとに若手が少ない。でもそんななかで、店を継いで頑張っている若い人はいます。

今週は知り合いのお米屋さんが業界紙に大きく紹介され、非常に励まされました。

中丸屋商店

神奈川県茅ヶ崎の中丸屋商店さんです。彼はスゴイです。この満面の笑みからは想像できないほどの研究家であり、アイデアマンです。

きっとこれからも、どんどん楽しいお店に発展していくでしょう。

日経おとなのOFF!

写真は先日紹介した「日経おとなのOFF」の誌面の一部。「いい米店の条件」。当店の場合は、2個から3個くらい当てはまっています。フフフ。

ただおそらく、プロの間では、こういう条件で良い米店かどうかは判断はしないでしょうし、実際、ボクもこういったことで判断しません。あまり大きな声では言いませんが。

もし、ボクが良い米店かどうかを判断するなら、米店の人に“フェチズムを感じる”かどうかを重要視します。もっと具体的に言うと、“精米フェチ”かどうか。“米フェチ”かどうかではなく、“精米フェチ”かどうかです。

なぜなら、“米フェチ”の方はプロ以外にもたくさんいらっしゃいますが、“精米フェチ”になると、グッとプロの世界に入るからです。

そして、精米に非常にこだわりのある“精米フェチ”の人は、白米のみならず玄米の扱いが丁寧ですし、仕入れにも相当気を使います。ですから、玄米を購入する際も安心なのです。

そして、そのフェチぶりを感じさせる人が、実際の現場にいると、さらに良いですね。

そういう人が現場にいて仕切っていた場合は、米の保管方法や陳列の仕方、作業の手順、掃除の仕方などが、ちゃんとした理由で決められています。規則性があるのです。ですから、商品の提案なども、きちんと結果を考えた末に導き出していきます。

米販売をしていて、つくづく思うのは、量販店に卸すような大きな米穀会社も含めて、米業界の人は目利きばかりだということです。そういった人たちの間で、流通価格、小売価格が決まっていきます。

ですから、そういった状況の中でキラリと光る良いお店を見つけたいのであれば、非常に個人的な要素である“フェチ”という部分を表現できているお店を選ぶことに尽きます。

逆にそういったものを発揮できない環境であれば、あまりオススメできないお店といえます。結果的に「こだわりのないお店」ということになりますから。

もちろんこれは個人的見解であって、他にも色々な判断材料があると思いますが、ボクはこの点が非常に重要だと思っています。

そういった意味で、「日経おとなのOFF」の“東西旨い米の六番勝負!”と銘打った食のプロの対談ページが非常に面白かったです。

銀座寿司幸本店代表取締役の杉山氏、うなぎ・割烹大江戸10代目の湧井氏、農産物流通コンサルタントの山本氏の対談だったのですが、それぞれ米の選び方にしっかりとした具体的理由があって、まさしくプロ同士の会話。非常に参考になり、読んでいて楽しい記事でした。

日経おとなのOFF

 

上場コシヒカリの産地で遊びました。

先週のお盆休みの最終日の日曜、上場コシヒカリの産地である佐賀県の東松浦半島の上場(うわば)台地に、家族総出で行きました。海水浴のついでに。

上場の棚田 2014年8月17日

福岡の自宅から車で1時間20分くらいで着きます。福重ジャンクションから前原までの福岡前原道路にETCが導入され、その先の二丈浜玉道路も無料化されていますので、料金所での煩わしさもなく、非常にスムーズに唐津まで行けるようになりました。

有料道路代は、往復で数百円。あとはガソリン代。渋滞もなく、遠くて近い唐津。

大浦の棚田 2014年8月17日

北波多で唐津伊万里道路を降りて、まずは日本の棚田百選のひとつ大浦の棚田へ。港の上に棚田が広がっています。

もうすでに稲刈りの終わっているところもありました。雨の続く北部九州ですが、今年の上場コシヒカリは倒伏が目立ちました(※倒伏とは稲が真っ直ぐ伸びずに倒れていることです。台風などの諸々の原因があります)。

雨が多く、稲が倒れているとなると、穂発芽などの品質の低下が心配されます。ただ、佐賀の場合は収穫後の調製仕分けがしっかりしているので、そこまで心配していません(調製や仕分けが厳しいと、上場コシヒカリとして出荷できないお米が増えますので、生産者の手取りは減ってしまいますが)。

他県でこの状態を見たとしたら、もっと深刻に受け止めています。

それと幸いながら、上場コシヒカリの産地は隣接した4地域で分かれていますので、どの地域が倒伏が多く、どの地域が問題なく育っているか半島をグルっと周れば大体分かります。問題があれば、対策が打ちやすいのです。2重の構え。

いろは島

このあと大浦の棚田の近くの海水浴場へ。奥のお城みたいな建物は、更衣室です。その前が小さなビーチ。ここは海の家がなく、訪れる人は、ほぼ小さな子供の家族連れです。のんびり。

いろは島 娘たち

今夏は雨の日が多く、海水浴を諦めてましたが、なんとか連れてくることができました。これで宿題の絵日記のネタをひとつ消化です。

いろは島 小魚

浅瀬には小魚がたくさんいました(水中カメラは、もっと上手くならないといけません。。。)。

いろは島 鯛

鯛も泳いでいました(写真右下)。もう少し大きいサワラのような魚もいましたよ。

ひとしきり海水浴を楽しんだあとは、日本の棚田百選のひとつである浜野浦の棚田へ行きました。

浜野浦の棚田 2014年8月17日

浜野浦の棚田です。今は、スマホの写真でこれだけ加工できるから、楽しいですね。

こちらも倒伏が目立っていました。コシヒカリは倒伏しやすいお米なのです。背が高いわりに茎が細く、稲穂が充実してくると、その重さに耐え切れなくなってきます。そのため、ちょっとした環境の悪化ですぐに倒れてしまいます。

日光をより多く浴びるために背を伸ばしますが、それで得た栄養は次世代の種子(お米)のほうに回しますから、茎が細く、病気にも弱いのです。その代わり上手く栽培出来た場合は、美味しいお米が収穫できます。

同じような特性の米として、酒米なら「山田錦」があるそうで、こちらも倒伏しやすく栽培の難しい品種(同じ酒米で「雄町」がさらに背が高く、人の身長まで伸びるそうです)。

コシヒカリも山田錦も日本を代表する米であり、ジャンルは違えど、どちらも長年のあいだ、日本で愛されている品種です。

今回は、倒伏した田んぼを多く見ましたが、なんというか人に例えるなら、ヤクザな亭主に嫁いだ心優しい美女を見るようでした。やっぱりコシヒカリって可憐だなぁと思った次第です。つくづく。その点も日本人好みかもしれません。

などと馬鹿なことを書いた後は、写真を数枚載せて今回のブログは終了です。

上場コシヒカリ

2014-08-17No(3416)

コシヒカリ

営業カレンダー 2014年9月

いつもより10日ほど遅れましたが、来月9月の営業カレンダーです。

営業カレンダー 2014年9月

※2014年9月2日追記:9月27日が空欄になっておりました。27日は店休日となっております。申し訳ありません。訂正記事はこちらです→

9月より“手作り漬物”の販売日が、「5のつく日」から「10日と20日」に変更になりました。お野菜の価格高騰が原因です。本日の産直市では、ナスやらキュウリやらが、あっという間に売り切れになりました。

それと値上げのお知らせがあります。

バイオ茶

バイオ茶の価格を値上げしました。製造に掛かる燃料費、電気代、梱包費などが全て上がってしまい、卸元の価格が変更になりました。

本日8月20日より、通常の20パック入りが525円から648円に。お徳用の90パック入りが2,160円から2,484円に値上げとなっております。

さきほどのお野菜含めて、いろいろと高くなってきています。そんななか、26年産の新米はいまのところ下げ相場です。世間一般では、そこは少し安心材料かもしれません。米屋はお付き合いのある産地の将来まで心配しないといけませんので、少々ハラハラしていますが。

お野菜の産直市のお知らせ 2014年8月

お盆休みも終わりまして、昨日から営業しています。
本日のブログは、お野菜の産直市のお知らせです。明日8月20日に開催です。

産直市のお知らせ 2014年8月

九州地方は日照不足でお野菜が不足気味。今回は多めに発注を入れましたが、今日も午前中は雨でしたので、どうなることやら。天候次第で欠品が出るかもしれません。

新鮮なお野菜は、ビタミン・ミネラルが豊富ですので、なんとなく身体がダルい方にもオススメです。

愛ゆうせんの日 2014年8月

愛ゆうせん通り商店街の加盟店各店でもセールその他を実施致します。

七夕コシヒカリ 幟

26年産新米、七夕コシヒカリも好評販売中です。お盆も明け、心配された数量の足りなさも解決。

去年は9月19日で売り切れましたが、今年はスタートがゆっくりでしたので9月末までは在庫があると思います。おそらく、ですが。

七夕コシヒカリ 岩田屋用

福岡の老舗百貨店・岩田屋さんでも販売中です。こちらのパッケージで販売しております。

佐賀県白石産の玉ねぎ

七夕コシヒカリの産地、佐賀県白石産の名産玉ねぎもプレゼント中です。こちらは店頭・配達・通販のお客さまにサービス致します。相変わらずのツヤツヤぶり。美味しいですよ~。

※ 玉ねぎの在庫がなくなりましたので、玉ねぎサービス終了致します(2014年9月1日追記)。

ポリ米袋用N型ダンボール箱

5kg用ポリ米袋の場合は、こういった感じに梱包もできます。いま、一番美味しい新米です。ギフトにもぜひお使いくださいませ。

※写真の表示のシールはレンアイ米になっていますが、銘柄によってシールを変更致します。
※玉ねぎも一緒に送る場合は、通常のダンボール箱(みかん箱タイプ)になります。

 

明日からお盆休みに入ります。

明日14日(木)から17日(日)まで、お盆休みに入ります。
ご迷惑をお掛けするかもしれませんが、皆さまよろしくお願い致します。

今年のお盆休みは福岡にいる予定です。先祖供養や、子供の夏休みの思い出作り等々で消化してしまう予定です。できればお店用・自宅用の棚製作や、産地訪問もできたらいいなと思います。

最近、数々の面白い書籍に巡りあっているのですが、ちゃんと読み込む時間がなく(理解が遅いのです)、そういったものも順次読了していきたいと思っています。

果たして、どこまで出来ることやら。。

日経おとなのOFF

写真は、先日購入した雑誌“日経おとなのOFF”。米屋の間で話題になっています。まだゆっくり読む時間が取れなくて、パラパラめくっている段階です。

それでも、なかなか凝っている様子がうかがい知れるほど、切り口が多様な内容です。鍋の種類によって炊き方が変わる実験や、家庭用精米機のオススメ機種が紹介されていたりと、本業の自分でも普段あまり目の届かないところも押さえてあり新鮮でした。

写真も綺麗ですし、その点も勉強になります。今年のお米のトレンドを理解するのにも重宝しそうです。休日中にちゃんと読んでおきたい一冊のうちのひとつ。

日本の極上絶景秘境

こちらはコンビニで見つけたムック(雑誌と書籍の両方の特徴をもった本)。
「日本の極上 絶景・秘境」(笹倉出版)。

コンビニの書籍棚の前を通ったときに、「あれ?これは浜野浦の棚田では?」と表紙が目に止まり、確かめると、ほんとに佐賀県松浦半島の上場台地にある浜野浦の棚田でした。日本の棚田百選のひとつ。上場コシヒカリの産地のひとつです。

ムックは、買い時を逃すとあとからの入手が非常に困難。迷いましたが購入しました。

しかしまあ、自分でも棚田の形を憶えていたことにビックリでした。この浜野浦の棚田か、近くの大浦の棚田くらいであれば、写真ですぐに気付けると思います。たぶん。

(ちなみにこのブログのタイトル写真の棚田は、この浜野浦の棚田から車で数分の距離にある棚田です)

上場コシヒカリの新米は、今月下旬の入荷予定でしたが、今月末にずれこむ状況のようです。生育がやや遅めだとのこと。今年は雨の日が多く、夏らしい暑さもありませんので、そういったことが原因かもしれません。

夜温も低めで、福岡の我が家もここ数日エアコンをせずに暮らしています。ひょっとしたら、26年産上場コシヒカリ、当たり年かもしれません。台風も直撃を免れていますし。

上場コシヒカリの早いものは、例年であれば、お盆の時期に刈り取るのですが、今年は生育が遅れているため、連休中は撮影にグッドタイミングかもしれず、海水浴のついでに行くか?行かないか?お盆の時期に海水浴は気が進まないので、呼子でイカを食べて帰るだけにするか?それとも波戸岬でサザエのツボ焼きにするか?いやいやそれとも上記ムックで紹介された七ツ釜クルーズにするか?と悩みはつきない連休前の閉店後です。

2012-07-29No[0818]
【浜野浦の棚田】

豊臣秀吉が築城した名護屋城の近くにあり、築城の際に近江の国(今の滋賀県)の石工集団である穴太衆(あのうしゅう)の末裔を呼び寄せたそうで、この浜野浦の棚田の一部にも穴太積みの特徴が見受けられることから、土着した穴太衆の子孫たちによって代々築かれた石積みの棚田とも言われています。

スーパームーンと七夕コシヒカリ

まずはお知らせです。

新米の佐賀県白石産・七夕コシヒカリ、好評販売中です。
なんとか今週販売予定量が揃う目処もたちました。
ひと安心の月曜の閉店間際のひとときを使って、ブログを更新です。

tanabata2014

ネットでも好評販売中です→

昨晩の午前3時は、スーパームーンでした。自分は、たまたま目が覚めてしまったため、今日撮影しました。ちなみに、スーパームーンとは、月と地球の最接近と、満月が重なる日に見られる明るく大きい月のことをいいます。

ほんとは、夜中の3時に起床して撮影するつもりはなかったのですけれども、子どもたちを寝かせたあと、つい自分まで寝てしまい、2時頃に目が覚めてしまったのです。すぐ寝直そうと思いましたが、スマホのメールチェックをしてしまったのがいけない。

メールには、先日申し込んでいた、とあるイベントへの出店お願いが却下された内容。はい、眠れません。

「もうこれはスーパームーン撮るしかなかよ。もうこれはスーパームーン撮るしかなかよ」ということで撮影しました。

枚数が多いので、サラッとご覧ください。

2014-08-11No[0685]

あいにく雲がかかっていましたが、かえって幻想的な写真が撮れました。月の光量が強いので、撮影してて面白かったです。

2014-08-11No[0688]

2014-08-11No[0689]

雲の形によって、少しずつ表情が違います。
ちなみに画像は意図的に少々補正していますので、絵画チックになっています。

2014-08-11No[0693]

2014-08-11No[0690]

2014-08-11No[0692]

カメラのホワイトバランスという設定項目を変更しながら遊ぶと色調が変わるため、さらに面白い。

2014-08-11No[0691]

2014-08-11No[0694]

雲が薄くなると、さすがに明るいです。

2014-08-11No[0687]

月は天体の中で一番撮影しやすく、運動会用の望遠レンズがあれば、こういったように綺麗に撮れます。野鳥の撮影よりはずいぶんラク。

ただ、この撮り方だといつも一緒なので、スーパームーンも普通の月も、同じように撮れてしまいます。明るさなどはカメラの設定で変更が効いてしまいますし。

昨晩は薄い雲が出てくれていたおかげで、月の明るさを逆に強調することができたので良かったです。少し曇りのほうが、明るさが分かるな~と思った次第です。少々曇りでもへこたれずに明るくいきましょう!ファイト!

 

七夕コシヒカリ ゆっくり販売開始の予定です。

先週に引き続き、七夕コシヒカリの話題です。明日、入荷致します。

七夕飾り 2016年

店頭には、笹飾り。毎年旧暦の七夕に合わせて、商店街で笹飾りを飾っています。

当店では、お願いごとの短冊をお客さまに自由に書いて頂いております。ワハハッ!

七夕飾り 2016年

明日、入荷した七夕コシヒカリを精米、試食後に販売致しますので、本格的な販売は明後日からの予定です。

ただ残念なことに、先週今週と雨が多く、稲刈りがあまり進んでおらず、初回入荷ぶんの数量が半減しています。来週には追加入荷できるとのことでしたので、なんとか14日から17日のお盆休み前までのご注文に対応できると思います。。

稲の刈り入れ時や、その前後に晴天に恵まれていないと、乾燥作業が非常に大変で、ときに過労死問題などを引き起こします(福岡では以前、麦でありました)。乾燥作業が手間取るうえに、順番待ちの水分含有量の多い穀物が乾燥されずにそのまま放置されると、発酵していき劣化していきます。ですから、連日24時間乾燥作業を続けるわけです。

今の七夕コシヒカリの良いところは、以前のエントリーで紹介した佐賀松浦カントリーと同じエアコンのような乾燥方法で、旧来の燃料を使ったタイプでないこと。24時間体制で火の番をしなくて良いのです。そういった点では、販売するほうも気が楽です。仕上がりもいいですし。

先日あった鶏肉事件や、シシャモ事件、その前に国内であった冷凍食品事件を鑑みると、食品の生産現場で働いている人のメンタルや処遇というのは、もっと重要視していかないといけない時期に入っているのではないかと、一人思っています。食品に限らずにいえば、個人情報漏出の事件の動機も、やはりもの悲しいものがあります。

なるべくなら、当店で販売しているお米は、そういったことと無縁でいたいと思いますし、どちらかが犠牲になるような形ではなく、生産者やお客さま両方が、ふわふわと満足して頂けるお店でありたいです。最近はありがたいことに、そしてどういうわけか、新規のお客さまも多くて忙しくさせてもらっています。

ただ、凡ミスが最近多くて、ご迷惑をおかけすること多々で、本当に申し訳ない状態でした。ご迷惑をお掛けしたお客さまには、改めてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

いろいろなところでちょっとだけ歯車が噛み合わない連続で、ズッコケたり、そんな毎日で、踏ん張りどころの時期に入っているようです。この時期を抜けたら、今後のお店はおそらく今までとは違う展開になっていくと思います。今までと同じだけど、ちょっと違う。また、そういった試みも徐々に進めています。産地とお客さまと当店スタッフで、「良いお店のかたち」が作れていけたらと思います。