お客さまのご要望で、引っ越しの挨拶用の1キロ米袋を作りました。
貰って嬉しい美味しいお米。1袋から製作可能です(ですから追加注文もOKです)。
ネットでの販売はBASE支店で行います。
昨年12月に初めて行われた「ごはん検定」を母が受験し、初級者テスト、そして中上級者テストの両方に合格しました。
あらゆる角度から日本の主食である「ごはん」に関する知識を深める検定です。問題の中には郷土料理だったり、食文化について尋ねるようなものもあり、ここは母の強い分野。
ちなみに母の名前の「香」の字は、調べてみるとお椀「日」に「禾(もちきび)」を入れて神様に捧げているという意味だそうです。「禾」は穀物全般の意味もありますから、ごはん検定の合格証書にはつきづきしいのでは。
ちなみにボクは12月は地元のテレビの収録だったり、CM撮影だったり、取材が1週間ごとに入っていましたので、受験していませんでした。テキストを読むとなかなかの充実ぶりで、ついていくのが大変だったと思います。
なにはともあれ、母が合格してよかったです。
ごはん検定協会のサイトはコチラです。
http://www.kentei-uketsuke.com/gohan/
産直お野菜の日の告知を2ヶ月連続で出来ませんでした。にも関わらず、たくさんの方にご来店頂き誠にありがとうございました。雨の降るとても寒い日。そこから一気に寒さが本格化して、今朝は福岡も雪が積もっていました。
お野菜はズラッと勢揃い。手前は冬タマネギの新玉です。甘さと柔らかさが自慢。
売れ残ったお野菜は今日から半額にしています。残りわずかですが、相変わらずつやつやしています。もし明日ご来店される方がいらっしゃいましたら、チェックしてみて下さい。
来月の営業カレンダーです。来月の2月6日はオモチの販売を致します。玄米の丸モチ、黒米の丸モチは自家製で販売致します。現在も試作の試食が続いている段階ですけど、いまの時点で充分美味しいです。どうぞお楽しみに。ご予約頂けると助かります!
引越しの挨拶用のお米なども製作できます。これは改めて別の機会にブログで紹介する予定です。
今日はおむすびの日でした。
「1月17日は、阪神・淡路大震災の日。
豊かな、飽食の暮らしが根本から問い直されました。
食べ物もなく、不安のどん底にいた被災者は、ボランティアによる炊き出し(おむすび)に助けられました。
この大震災での体験をきっかけに、「ごはんを食べよう国民運動」がはじまりました。
いつまでも食料とりわけ米の重要性、ボランティアの善意を忘れないために、ごはんを食べよう国民運動推進協議会では1月17日を「おむすびの日」と定めました。(ごはんを食べよう国民運動推進協議会サイトより引用)」
画像は弊店の過去のデータから。2015年10月5日の台所の日の様子。
世界的にみれば、すでに地球の土壌は耕作のし過ぎで疲弊しています。持続可能性がなくなりつつあります(良くあるのは表土の風による飛散や水による流出です)。あそこの米が安い、麦が安いといった話題が続くのはあと何十年くらいなんでしょうか。いまのところ後進国である地域の経済成長も進みますから物価差も縮んでいくでしょう。
そのときに豊かな土壌をどれくらい後世に残せるか。幸い日本の稲作は持続可能性の高い農業のやり方を続けていて、有機肥料の使用も良く知られた方法となり、地力を取り戻しているところも増えています。
先行きの不透明感の増す時代ですけど、助け合ったり、食べ物を粗末にしないこと。そういった気持ちは残していきたいですね。米屋である弊店も美味しく召し上がって頂くために、がんばっていきます。
本日届いた米穀業界新聞「商経アドバイス」の一面の片隅に、新潟県が調査した第2回新潟コシDNA検査の結果が掲載されていました。
昨年7月から10月の期間に、首都圏、関西圏、そしてインターネットで販売されている「新潟コシヒカリ」を80点集めてDNA調査をしたところ、12点に他の品種が混入していたという結果でした。
一番多いのは、新潟コシヒカリに他産地のコシヒカリを混ぜたもので、全体の12.5%。正真正銘の新潟コシヒカリが100%入っていたものは、全体の71.3%です。
こういう話題になると、何か他のお米が混ざっていても、実際に食べてみたら違いなど分からないからいいという意見が出ます。こういった意見にはとても心が傷みます。というのも、品質が低すぎて偽物の新潟コシヒカリと見分けがつかないような100%新潟コシヒカリもあるだろうな、と容易に想像ができるからです。
果たして、全体の新潟コシヒカリのうち、「これぞ新潟コシヒカリ!」と納得いくようなものが、71.3%のうちのどれほどを占めているのだろうかと、そう思いながら記事を読んでいました。
新潟コシヒカリですら、今は価格競争の波に翻弄されています。安価は品質を担保しませんから、厳しい状況は続くでしょう。
ちなみに今回の商経アドバイスのトップ記事は、「低価格銘柄(の価格)が2割上昇」というものでした。昨年に比べて玄米価格は上位銘柄で5%、中位銘柄で10%の上昇です。日本全体の話しなので、グラデーションはもちろんありますし、下がり続けたお米の価格が2年連続で上昇しているのも、生産者の手取りを考えると歓迎できる面もあります。
が、お米として商品化した際には品質面は低くなっていくでしょう。今は大規模小売店の力がとても強いですから、原料玄米の高騰をいくばくか価格に転嫁できても、そんなに納入価格をあげきれないと思います。となるとやはり、品質面が犠牲になりやすくなります。食味を落とす原因になるような問題のある米粒が混入していくのも敢えて見逃し、重量を嵩上げして利益を削らないようにしないといけないようなシチュエーションは現場で増えるでしょう。ただでさえ、今年のお米の出来は全体的に余りよくありません。
この状況が見えていましたので、日経トレンディネットさんからの取材申し込みがあったときに、そのあたりを強調して今回記事にして頂きました。美味しいお米とは何か?を多くの人に知って頂きたく。
お米屋さんなら当たり前過ぎるレベルの内容ですが、だからこそ、全国的に無名の弊店が言うべきことではないかと思います。基礎の部分です。
前回ご紹介頂いた福井県池田産「舞いけだコシヒカリ」に続き、佐賀県相知産「まつら夢しずく」を取材して頂きました。飲食店さんは福岡市南区寺塚に移転された「レストランOHANA」さんです。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/082600073/122700007/
【日経トレンディネット 私の推し米 まつら夢しずく】
先週土曜日に当ブログでお知らせ致しましたが、昨日予定していましたオモチの販売は中止となりました。楽しみにされていたお客様には大変申し訳ありませんでした。
金曜日に我が家の次女がお腹の不調を訴えており、病院に連れて行ったところ嘔吐下痢の初期症状のかもしれないという診断を受けましたので、衛生面からの心配からオモチの製造販売を中止にしていました。
幸い嘔吐や下痢といった症状もなく、昨日から元気に保育園に通っています。風邪だったのかもしれません。
今回のことで、衛生面に対して何かできることはないかと思い、以前ブログでも紹介しました「ノロノット」をお店用に購入しました。販売元のがんこ本舗さんは、昨年11月下旬に放送された「マツコの知らない世界」(TBS)の「隙間掃除の世界」編で堂々第一位に選ばれた「巻きまきがんこクロス」の製造販売元でもあります。
なんでも2014年に家族がノロウィルスに次々と罹患してしまい、効果的な除菌剤を探してイギリスまで買いに行ったのがきっかけで、日本で販売するようになったという商品です。直接伺ったお話しでは、イギリスのパン屋さんの店舗の内壁や厨房などで使用されていたそうです。
一般的なアルコール類と違い、スプレーを噴射したところが乾いてしまっても抗菌作用が数日間持続します。バイオトロールという技術を使っているそうです。
詳しい説明や経緯などはコチラでご覧頂けます。
http://www.gankohompo.com/special/produce/noronot.html
日経トレンディネットに弊店が掲載されました。
「お米マイスターがこっそり教える“私の推し米”」という連載記事の1月6日版です。
昨年の12月に取材があり、本日アップとなりました。お米マイスターの推薦するお米の銘柄と、そのお米を使用している飲食店のこだわりなどが掲載されています。繁忙期にも関わらず取材対応頂いた取引先飲食店の「あくね」さんと「オハナ」さんには感謝申し上げます(オハナさんの記事は後日掲載されます)。
また、お名前は出しませんが、今回ご迷惑をおかけした飲食店もありました。それにも関わらず、温かいお言葉を頂き誠にありがとうございました。
この連載記事は、他店の、というよりも有名店の、お米屋さんがズラッと並んでいます。大変なバトンタッチを受けたものだと、はじめにこの取材の申し込みを受けたときはホントハゲそうでしたが、実際掲載された写真見てもそんな感じでした。よく頑張りましたね自分。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/082600073/122600006/
【土鍋の炊き込みご飯が輝く「舞いけだコシヒカリ」 福岡・屋部商店の“推し米”】
上記URLよりご覧頂けます。弊店のこだわり、産地のこだわり、飲食店のこだわりが垣間見えるかと思います。2回目の記事がアップされましたら、またお知らせします。
本日より仕事始めとなりました。皆さま、本年もよろしくお願い致します。
お正月休みは宮崎へ行きました。今回のエントリーは写真ばかりです(しかも車内からの写真が多いです)。
写真は宮崎の中心地。フェニックスの木と、ボンベルタ橘、霧島酒造の看板が見えます。
「皆様のお胃袋担当店ジャンボ」は、お休みのようでした。胃袋を任せていた人はどうなっているのでしょうか。
「栄鶏庵(エイドリアン)」といった面白看板も見つけました。砂肝のカルパッチョってどんな感じなんでしょう??
子どもたちが遊べる公園が充実している宮崎ですが、今回は宮崎県小林市の「のじりこぴあ」で遊ばせました。上のドームはメロンドームといいます。無料で遊べる施設が多く、有料だとゴーカートやスカイサイクルなどもあります。
宮崎県小林市は農作物が有名ですが、美容関係であればシリカ水(斉藤慶子さんの生まれ故郷らしいのですが関係あるのでしょうか??)。近年はフランス語に聞こえる方言のCMのど田舎ぶりで有名になりました。
お食事は、宮崎の地鶏の炭火焼の有名店に行きました。こちらは宮崎市内。
骨付きのもも焼き。
切ってあるほうのもも焼き。
ひたすら鶏を食べ続けて飲むお店でした。
帰りの高速道路の景色。宮崎県田野町。干し大根(漬物用)の生産量日本一の地域。三角の櫓には大根が干してあります。ちなみに宮崎県の農家一戸あたりの生産額は県内一だそうです。高速道路からの景色はミニチュアの世界のよう。
宮崎県都城付近。霧島連山の高千穂峰が綺麗に見えました。天孫降臨伝説の山で、焼酎好きの方にはこの霧島連山の湧水を使った焼酎が有名ですね。
えびの。ここも湧水で有名です。
名水の地には、コカコーラの工場があります。九州の「いろはす」はここで採水されています。工場内には見学用の楽しい施設もあるそうです。いつか行ってみたいと思います。
この出口を降りてすぐの場所に工場はあるのですけどね。
宮崎の「霧島ヒノヒカリ」は、一昨年の27年産が「コメの食味ランキング(日本穀物検定協会)」の特Aを初めて取りました。昨年収穫された28年産のランキングは、来月には発表されるはずです。
結果がどうなろうとも、美味しいお米とはどういうものか、他産地と比べてどうかということを研究した一年になったはずですから、将来的に食味が向上していき、県内でもそういった意識が広がっていくはずです。未だ特Aを取れていない県もありますから、そういった県には頑張って欲しいです。