日別アーカイブ: 2012年3月10日

店内イメチェンのモデルは・・・。

椿(ピンク)の写真写真は今日配達に伺ったお宅の庭に咲いていた椿です。ピンク。珍しい。

梅の花の写真 2012年3月10日ついでに見頃の梅の木も。今日は風が冷たいながらも、暖かい陽光が差す日でした。久しぶりに天気の良い日で、洗濯ものもだいぶ乾いたのでは。

片江天神の梅の木の写真 2012年3月6日こちらは片江の天神さまで撮影。日付は2012年3月6日。

現在、お店の改装を行なっていることは、このブログでもしつこくアップしていますが、目指すべき店内のイメージというものがやはりあって、あまり真似されると嫌なので公表したくないのですが言っちゃいますね。

その私の目指しているイメージするところとは、

「神社」です!!

誰も真似しないって(^_^;)

言わないでくださいね(T_T)。

若干、ドン引きの方もいらっしゃると思いますが、キーワードをいえば少しは納得してもらえるかと思います。そのキーワードは「清々(すがすが)しさ」です。

古代昔の日本では、清々しい空間には神さまがいると考え崇めて、その場所に社殿を建立してきたという歴史があるのです(それ故に神社というのは、清々しい空間を保っていないといけない)。

そして、もうひとつ。商いや興行が行われる場所も、あの世とこの世の境目の場所として考えられ、そこで物の売買が行われていた歴史があります。

河原にできた中世の町の表紙境目である中洲や河原で、商売や手工業、興行などが発展していったことが端的に書かれた網野善彦さんの絵本。網野さんは、非常に有名な歴史学者です。映画「もののけ姫」は網野史学をベースにしていることは、わりと有名な話し。

「もののけ姫」で表現されるような“清々しい空間”、そして「千と千尋の神隠し」での“お祭りのような賑やかさ”、そう神社には“お祭り”という華やかな側面もあるのです。

どの時代にも、どの場所にも存在していない、もうひとつの境目の空間。そういった空間に店内を作り替えたい。ええ、自分でも怖いくらいのすごい大風呂敷を広げてしまいました。でも、方向性は決めないと何も決まりませんので、そこを目指して実はやっています。

まっ、でも店舗って「清潔感」と「華やぎ」が大事ってのはセオリーですので、結局同じ事なんだろうと思います。ただ、それにはとっても深い理由があるということを知っているか知らないかで、けっこう差が出てくるんじゃないかと思っています。