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平成27年産・新米「上場(うわば)コシヒカリ」入荷しています。

告知が遅れましたが、「上場コシヒカリ」の新米入荷しております。

浜野浦の棚田 2012年7月29日

佐賀県唐津市の東松浦半島の上場台地と呼ばれる地域のお米です。棚田のたいへん多い地域であり、半島なので海が見えます。日本棚田百選に選ばれた「大浦の棚田」「浜野浦の棚田」もあります。

お米マイスターの受験準備もあり、今年は田んぼの撮影に行けませんでしたが、新米は上々の出来でした。

上場コシヒカリ 27年産

さすがに新米だと表面のツヤツヤ感、米粒内の透明感があります(お皿が黒色なので透明感がわかりにくいと思いますが、米粒内の黒い影はお皿の黒さです)。

試食してみたところ、甘み、ツヤ、香りの3点全て申し分なく、安心してオススメできる仕上がりです。新米ならではの新鮮さ、若々しいお米特有の食感の優しさがありました。

上場コシヒカリ独特のモッチリした喉越しや粘りは今年も健在で、日常使いの温かいご飯や、おにぎりにオススメですね。お弁当にも相性が良いでしょう。新米ですから酸化したヌカ臭さの心配がなく、炊いてから多少時間が経って冷めていたとしても、美味しく召し上がれます。

ときどき「新米なので水加減は減らしたほうがいいですか?」とお尋ねになるお客様がいらっしゃいますが、まずは普通に炊いてみてください。

昔は、稲刈り後の乾燥作業による水分調整にムラがあり、新米のほうが水分量が多かったりしたそうなのですが、今はきっちり乾燥させていますので水分含有量に関しては、古米も新米もあまり差がありません。なので水加減も一緒で大丈夫です!

ところがどっこい、やっぱり新米のほうが柔らかいのですよね。じつは。

ここが大変面白いところで、新米の細胞組織って古米に比べるとやっぱり柔らかいそうです。ですから、水分含有量が一緒でも柔らかいのは新米ということになります。

特に今年の上場コシヒカリは例年より柔らかいようで、通販サイトのほうの「粒感」の項目を一段階柔らかいほうに下げています。

水加減に関しては普通に炊いてみて、柔らかすぎるようであれば次回はごく少量減らす感じで良いと思います。組織自体が柔らかいので水を減らしても古米や古々米のようなボソボソした感じにはなりにくいです。

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