以前、20倍ズームのコンパクトデジカメ、SONYのDSC-HX1というカメラを使用していました。
このカメラ、中古で購入したカメラだったのですが、2~3ヶ月後に不具合が見つかり、それからというもの悶々としながらも使い続けて、一眼レフの購入を境に防湿庫行きとなったものなのですが、今回人に貸すことになりましたので、久しぶりに電源を入れました。
カメラの不具合というと、ピンとこない方もいらっしゃると思いますが、今回の場合は、ある条件が重なると画像に円形状のシミが写ってしまうパターン。この不具合は、カメラ内部のホコリ、カビ、ゴミが原因で起こりやすい現象です(他に原因がある場合もあります)。
その症状を今回は紹介します。お手持ちのカメラに、もし似たような症状があれば、購入後1年以内であれば、メーカー保証の範囲に入り無償修理できる場合が多々ありますので、チェックしてみてくださいね。梅雨に入ると、レンズやセンサーにカビが生えやすくなりますので要注意。
赤丸で囲んだところにシミのようなものが見えるのが、分かりますか?絞りを最大値(f8.0)にして、望遠端(20倍ズーム)にすると、このように出現します。
こちらも同じ望遠端ですが、絞りをF4.5まで落としてますので、円形状のシミはやや薄っすらと広がって、あまり目立たなくなっています。
細かいことを気にするようですが、仕事では田んぼの風景を撮影することが多く、絞りを絞って撮影する必要があり、その度にこういった症状が出ると、なかなかのストレス(そういうときは、ズームがあまり利かないもう一台のカメラで撮影してきました)。
絞りを絞る必要のない写真であれば、次の写真のように問題はありません。
修理に出そうかどうかとずっと迷っていますが、結局そのまま。中古で購入したため、気づいた時には無償サポート期間がすでに過ぎていました。
普通に修理に出すと、多分1万数千円は確実。中古でなるべく安く買った意味がほとんどなくなってしまいますし、平日にソニーのサポートセンターに行くのも面倒。
このときから、新品を買って、お店の長期保証にも入っておくべきという主義になりました。
プライベートでは、まだまだ充分に使えるカメラですけど、仕事では使えないカメラというこの微妙な立ち位置。。。
今回は、運動会用ということなので、絞りを絞る必要もないためシミが目立ってしょうがないという問題はないでしょうし、何しろ20倍ズームですから、活躍するはずです。
ズームを一切していない広角端の画像と、同じ場所から20倍ズームの望遠端で撮った映像を並べてみますね。
広角端で撮影した画像の真ん中の電柱を20倍ズームで撮影すると、カラスが2羽いました。赤丸内には、やはりうっすらとシミが見えます。ぐぬぬぬぬ。
まあ、今回は運動会ですから、ここまでズームしなくていいのです。おそらく大丈夫。
私も、学芸会のような室内イベントでは、このカメラでビデオ撮影したいなぁと思っています。写真の場合もシャッター音が静かですので、ああいった場所には最適なカメラ。そのため、未だに修理に出すか、それとも処分して似たような新しいカメラに手を出すか、悩んでいます。どちらもなんとなく馬鹿らしい気が。。。
さて、ここからは同じカメラで本日試し撮りした画像を並べておきます。全てオートモードです。
シミのほうは、全く写っていないか、許容範囲だと思います。