日別アーカイブ: 2017年2月13日

幸せを守ること

最近、スティック掃除機が2台体制になり、とても掃除がラクになりました。

右手に床用ノズルの掃除機、左手に隙間用ノズルの掃除機を持ち、2台同時使用で掃除を進めると、時間を掛けずに綺麗に掃除ができます。

掃除機をかけているところを見ている妻の話しでは、ちょっとしたマッド・サイエンティストが掃除しているみたいに見えるそうです。ヒッヒッヒッ。

スティック掃除機はゴミパックの部分が小さく、そのため毎回ゴミを捨てなければいけないのですが、その都度どれくらいホコリを吸ったのか分かるので、その点が店舗清掃としてはメリットでもあります。毎日1回~2回は掃除するのですけど、毎日毎日こんな量のホコリが取れていたんだと、ある意味感心しています。

掃除機がけしたあとの綺麗さを見ると、一安心。異物混入などの心配が激減しますから。今日は朝からミシュラン・ガイドに載っているお店からの問い合わせなどもありましたら、もうバッチコイという気持ちになりますね。

朝の話題といえば、産地偽装米のニュースが非常に注目を集めていました。もちろん、弊店にはなんの関係もありません。現在のところ某出版社がニュースを流し、記事になった某米穀卸会社がその内容はデタラメだという見解をサイトで発表し、訴訟を起こす方針だということです。

ニュース自体もポータルサイトのようなところでしか今のところ扱っておらず、各新聞社のサイトなどでは扱われておりませんから、報道機関は様子見なんでしょう。お米の偽装事件は、度々起きていますけど、やはり報道する場合は慎重です。

個人的にはこういう偽装の話題に接するたびに、イタリア人の食に対するスタンスが羨ましくなります。郷土料理を愛し、グルメを愛し、そういった自分に自信を持っている。たぶん彼らは食事のときにセロトニンの伝達がいいんじゃないだろうか?などと考えてしまいます。食事のときの幸福感が食への愛にまっすぐ繋がっているような。スローフードもイタリアが発祥だったはずです。

食品偽装って、そのときどきの様々な背景やのっぴきならぬ事情はあるでしょうから、一概には言えないのですけど、偽装を防ぐ一番の防波堤は「愛」があるかどうかじゃないかとボクは思っています。自分の感じた幸福感を守れるか、伝えられるか。食品偽装で心をひどく傷つけられる方が多いのも、自分の幸福感を穢されたような気がするからではないかなと思っています。