日曜は東京にいました。

先日の日曜日は東京にいました。
「5つ星お米マイスター」の認定試験。

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合格すれば、ボクは「5つ星お米マイスター」。

試験の首尾はというと、概ね上々でした。ただ、食味官能試験だけが不安。あとの4つの個別口頭試験は手応えあり。

事前に提出していたレポートも「模範解答」との太鼓判を押され、その試験では試験官に逆に質問を許可されているような状況でした。温かい励ましの言葉も頂き、嬉しかったです。

というわけで、これで試験に落ちていたら馬鹿舌が原因ということになります。これはこれでネタとして面白いかもしれません(言い訳ではありませんが、普段のご飯が美味しすぎてたようで味覚が定まりませんでした)。

東京は日帰りでした。2時間くらい観光も出来たのですが、雲行きが怪しかったため、すぐに羽田空港へ戻りました。

少しだけお土産を買って帰ろうと思い、各店を見て回り、いやはやどれも美味しいそう。しかし、100歳になる祖父のお土産ばかりは、選択肢が狭くなります(百歳生きているような健体なのでなんでも食べます。しかし、より気に入るかどうかの範囲として)。

ちょうど良い感じの食べやすそうな小さなサイズのどら焼きを売っているお店を見つけましたが、残念ながら試食が入ったタッパーが見当たりません。これでは食べやすさや、肝心の味を確かめられません。

「試食ありますか」と尋ねると、店員さんが「今から用意しますね」と言って、商品からどら焼きを取り出してきます。小分けのビニールの袋を開け、出てきたどら焼きをプラスチックの楊枝ですっすっと四つ切にして、そのうちのひとつをくれるじゃありませんか。これには少々びっくり。

なんと親切な売り子さんなんでしょう。天使のようです。「うちの孫の嫁さんにならんかね」と言いそうになりました(注:残念ながら、まだ孫はいません)。

親切な売り子さんだったな~と感激しつつ、他の売り場に行ったら、全員同じようなことをしてくれました。

ただ、そのことはべつに残念なことではなく、「あっ、こういう接客は、ここでは文化になっているんだ」と、ここでも甚く感心しました。自分の今までの鄙びた感覚を改めないといけませんね。

滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」を思い出しつつ、東京五輪の成功を祈念して福岡に帰りました。

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